【Earthquake with children 子連れ防災ノート】父の故郷熊本の地震・防災・支援を考える

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I’ll talk about the Kumamoto earthquake today where my father is from and my relatives still live there. If you would like to support from overseas, please check out this link on Global Giving website https://www.globalgiving.org/projects/japan-kyushu-earthqauke-response/.

 

(写真:「子連れ防災実践ノート

→ 早急に必要な防災対策をおこなったあと、

お子様がいらっしゃるご家族でゆっくり考えるときにオススメの

埋めていくだけで防災準備ができるノート。)

 

熊本は、父の出身地。

今でも従兄弟も、伯母も伯父も、熊本在住。

福岡出身である私も、小さい頃から毎年今は亡き祖母や、いとこたちに

毎年会いにいき、熊本城の姿もいつもそこに当たり前にあったからこそ、

胸が痛みます。

 

サユリセンスとして、今回、公ではアクションをおこしていません。

あまりにも多くの大切な親戚や、叔父叔母や、

友人や、コーディネーターさんが熊本に住んでいらっしゃるので

直接、毎日LINEやメールや電話で連絡を取ることを選択しています。

 

(地震直後から今までの

心や身体、状況の変化を感じます。)

 

夫婦二人の生活である伯父伯母は、車内生活をしながらボランティア、

小さな子供がいて命からがら熊本をでた友人、

若い夫婦二人で暮らしている友人、

家が全壊してしまったパートナーの友人、

経営者の友人は熊本全体を見て状況を掴んでいて、

必要な支援とそうでない支援を教えてくれたり(時には迷惑な支援もあります)と、

おかれている状況によって、

同じ地震でも、体験や見方はそれぞれです。

 

3.11のときの地震・津波・放射能・余震・計画停電・水不足などの

恐怖とトラウマがよみがえってきます。

子供が小さく(3歳と5歳)、湘南に引っ越したばかりだった私は、

パートナーがメディア勤めのため、家に2週間帰宅できず、やはり苦労しました。

 

今は、子供の手をつないでちょっとだけ子供達をみててくれる人がほしい、

今はお米がほしい、

今はパンがほしい、

今は誰かそばにいてほしい、

心が落ち着く音楽がほしい、

今は余震の最新情報がほしい、電池が必要、携帯を充電したい、

とにかく体を横にして休みたいなど、

その瞬間、瞬間で変わるニーズが変わっていたことを思い出すと、

熊本地震直後は、とても現地から離れている私が

でしゃばったとしても、その瞬間瞬間のニーズを満たせるとは思えません。

 

また、間違った情報で右往左往し、

エネルギーや時間の浪費になったことを思い出し、

邪魔になることをしない、邪魔になる情報をださない、言わないこともアクションのひとつだと感じます。

 

まずはすぐに伯父伯母に電話し、

「長期戦になるから、数日は興奮状態で身体がなんとか頑張ってくれるけど、

できる限り、身体を休めてほしい」

と伝えました。

尾西の五目ごはん

(写真:避難時や被災した際に

温かい美味しいご飯をいただけると本当に元気がでます。

これは、本当に美味しくて5年も常温保存可能な

尾西のアルファ米の非常食」。

救われます。)

 

案の定、はじめの興奮した感じの声から、

数日、1週間と日にちが経つごとに、

緊迫感や疲労が感じられるようになりました。

 

今日届いたメールでは、

「ずっと揺れてめまいがして、

恐怖でガチガチだったのが、

地震を忘れる時間もでてきました。」

と、少しだけ日常を取り戻し始めている様子が伝わってきました。

 

また、支援物資や募金なども、

現地、あるいは現地に近く、

本当のニーズにすぐに対応できる団体や行政、個人が動くことのほうがよく

遠隔である私やパートナーは、直接知っている友人、知人で困っている方々に

何かできることがないか、直接アクションを個人でおこすほうが重要だと今回は判断しました。

 

また、3.11から野菜の調達に困っている我が家では、

探しまわってみつけた

熊本直送の小さな業者さんをみつけ、

隔週に一回、野菜を2週間分買いにでかけるのですが

そちらでも次回のお野菜がいつになるかわからない、

スタッフも被災してしまい・・・との回答。

 

お一人スタッフの女性から

「息子が、就職して熊本にいって1週間で被災してしまいました〜」

と明るく伝えてくれましたが、

どれだけ心配さているか、

言葉にしないといられないお気持ちを察しました。

 

日本の一箇所でおこる出来事は、日本中に影響し、

すべての人たちが精神的、物質的につながっていることを感じます。

 

油壺

(写真:先日、ヨットが大好きな海外の方に

江ノ島から油壺という美しい

場所へ連れて行ってもらいました。

往復しましたが、帰りはヨットも魚も人もいない・・・

その方いわく、「最近はトビウオなど、

以前みられた魚が減っている。

どうしたんだろう」と、海の異変を教えてくれました。)

 

 

 

メディアやSNSの情報よりも、

友人たちのリアルな声に耳を傾けることや、

なるべく日常が不安になるような情報は

いれないようにすることも大切です。

 

案の定、経営者で行政とつながってお仕事をしている

熊本の友人に電話をすると、本当のニーズを教えてくださいました。

 

支援物資はもう必要ないことや、

お金を使わず支援物資に頼り、経済が滞ること、

経済基盤をたてなおさすことのほうが深刻ということ

崩れた山や道路をコンクリートで固めることが

地球にとっていいことなのかと考えているということなど。

 

やっぱり。

そのほか、リアルな声を

やはり、短期的な支援より、長期的な視点で考える人が必要とされていることを

痛感しています。

 

パートナーや知人がお仕事を一緒にしていて

お世話になっている熊本ご出身の小山薫堂さんのプロジェクトの立ち上げの事情なども

お伺いしていました。

 

熟慮した上で何ができるかを決断された過程もお伺いし、

何かアクションをという方には、くまモン募金箱をご紹介!

このほうがサユリセンスとして何かやるよりも断然、まとまった動きとなります。

募金の行き先、使い方なども考えられています。

 

また、募金の仕組みもなかなか難しく、

実際に個人的にお知り合いの熊本の方がいらっしゃるのであれば

一人ひとりが、個人的に直接、精神的・物質的かかわらず、

サポートをすることのほうが、

きめ細かいサポートが行き渡るとパートナーとも話していました。

 

多くの情報を配信したいのですが、

今回はギフトとして無料でご質問にお一人お一人お答えしていた中で

これはすべての方と共有できたらと思ったご質問を以下、

名古屋在住のお子様がいらっしゃる女性からいただきましたので

一緒に考えていきたいと思いました。

避難用バック

(写真:我が家の避難バッグ)

Q) 九州の地震を受けて今、震災にあった際にどうやって仕事をしていったら良いのでしょうか?

きっとグロ−バル育児は、非常時にも支えとなれるものだと信じていますが、

 

広範囲で被災した場合に、

 

どのように仕事をして、貢献をして、稼いで子どもたちを守っていくか?

 

最悪のシチュエーションでの対策・方針・心構えが必要だと感じています。

 

今は、不安の方が大きいです。

A) まず、地震はくるものだという前提のもと、おこったら恐れるのではなく、

 

災害時にどう考え、行動すればいいのかを、何度もお子様たちと共有することで、

 

地震がくるのは当たり前で、それが特別ではないという気持ちで

 

日々を前向きに生きることができるようになると感じます。

 

私は、前年度の一年間、防災の仕事をしている友人(上の防災ノートを紹介してくれた友人)と

 

一緒に小学校のPTAの学級委員をし、

 

学年活動で

「みんなで学ぼう!防災クイズ!」というクイズ形式で

 

親子一緒に防災について考えるイベントを企画・開催しました。

 

先生たちにもご協力いただき、

 

小学校2年生(昨年)の子供たちが、下校途中で地震がおこったときに

 

まず、何をしたらいいか、その後、

 

家に帰れなかったときや家族と会えなかったときにどうしたらいいかなどを

 

クイズやゲーム形式で体育館でイベントを開催しました。

 

ホイッスルの吹き方やヘルメットのかぶり方、

 

ハンカチの使い方、ランドセルで身を守る方法も練習し、

 

すべての生徒に、ホイッスルを持って帰ってもらいました。

 

 

ご両親にも参加していただいたので

 

子供たちがどれだけ落ち着いて対応できるか

 

家族でどれだけすりあわせができているか、できていないかなどを

 

客観的にみてもらえる時間となり、

 

「帰宅後、親子でまた防災について話す時間をとることができました。」

 

などのフィードバックをいただきました。
心の準備をする。

 

想定する。
ということがとても大切です。

 

こんなことがあるかもしれない。

 

こんな状況になるかもしれない。

 

と、いつも先を考え、予測し、それに対してシミュレーション、

 

準備をすることが、何よりも子供達を強くしてくれます。
子供達を親が守ることも大切ですが、

 

子供達自身が、自分で自分の身を守れるようになることが大切です。
我が家では、定期的に防災グッズを見直し、入れ替え、

 

防災について話し合いをしています。

 

子供達が二人で家にいるとき、

 

私が都内にでて地震がおこり、数日帰宅できないとき、

 

離れ離れになったとき、

 

津波のとき(我が家は海抜10メートル)、

 

遊んでいるときに地震がおこったとき、

 

海の近くの公園で遊んでいるときに地震がおこったとき、

 

登下校中の地震など、いろんなパターンを想定しています。
ただ、3.11のときの計画停電や、お米・水・電気がない状態を

 

小さい頃に経験したことが逆によかったのか、

 

たとえば、福岡で急に電気がきれたとき、

 

私は「どうしたんだろう?」とキョロキョロしていた中、

 

子供達は、

 

瞬時にしゃがみ、頭を手で守り、

 

素早く身を守る体制ととれていたことに感銘をうけました。
小学生以上の子供たちには、

 

自分の身は自分で守れるようにしてあげたいですね。
また、1週間くらいのサバイバルできる強い精神を

 

過酷な状況をあえてつくって、

 

親も身につけることが重要です。
経済的なことについては、

 

一人の場合は3ヶ月、家族の場合は6ヶ月分生活できるように蓄えをしておくこと、

 

何がおこっても、働くことができるような

 

インフラを整えたり、利害関係のない助け合えて、

 

信頼のおけるコミュニティーがあることもとても大切です。
信頼関係や、リスク管理、強い精神力は、

 

一夜で身につくものではないので

 

1日、1日、自分や家族がバージョンアップしていくことを

 

楽しみながら準備していけるといいなと感じています。
防災戸棚ストッパー

 

(写真:キッチンシンクの頭上にある棚にストッパーを追加。

 

停電したときのために、

 

ガスコンロなどもいれていますが、場所移動かな。)
追記:我が家では、家族4人が一つずつ避難用リュックを

 

準備していますが、

 

私が今回の熊本地震を受けて

 

追加したものは、

 

・生理用ナプキン
・お気に入りブランドのスキンケアミニセット(結構重要)
また、家具としては、食器棚が開かないようなストッパーです。

 

気づいたら追加、準備、家族ですり合わせを

 

継続していきたいですね。
また、サユリセンスとしては、

 

正しい放射能の情報を3.11の際に英語で聞けたことで

正しい行動や決断にプラスになってくれたため、

 

身を守るという意味でも、

 

リクエストが絶えない中で
なかなかできなかったこと、
幼児英語・家庭英語の環境は整えていかなくてはと考えています。