子ども部屋についての
ご質問に、今日はお答えします!
Q)子ども部屋は作ったほうがいいですか?
また、二人以上子どもがいる場合、
それぞれに部屋を作った方がいいですか?
A)子ども部屋に関しての正しい考え方というのは存在しませんが、
子どもが一人で考える時間が必要になる小学生高学年〜中学生までは、
一人部屋がなくても十分賢く心豊かな子に
育むことができるのは事実です。
様々な国の家庭の子ども部屋を見てきた中で、
グローバル育児でお伝えしていることは、
「いい子ども部屋とは、子どもの脳と心が育つ部屋。」
そして、子ども部屋をつくるかつくらないかということを考える前に、
まずはじめに考えなくてはならないことは、「家庭の価値観」です。
子育てのビジョン、方針などを、夫婦がしっかりと
コミュニケーションをとってすり合わせをし、
方向性を確認することが大切です。
海外では学習机を子供部屋におかずに、
子どもが自分を取り戻せる部屋をプロデュースしてあげる国が多いです。
SAYURIが5歳と8歳の子どもと一緒にオーストラリアの友人の家にホームステイをしたときの、母である友人(写真の家のオーナー)が
8歳の娘さんによく使っていたフレーズは
“Who is in control in your room?”というフレーズ!
「誰が、あなたの部屋をコントロールしているの?」という意味ですが、
これは子ども自身が自分の部屋を管理することや、
自分の居場所だということをよくあらわしています。
親が管理するのではなく、自分で管理できる年齢になるまでは、
お部屋ではなく、「子ども用のスペースをつくる」という感覚が
海外にあります。
自立を最終目標としたい場合は、そのようにしてもいいと思います。
こちらの記事に幼少時のグーイックROOMについてご紹介しています。
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