今年は、「プロフェッショナルとは何か」を
考える機会をいただいたり、
プロのお仕事を拝見させていただく機会や、お伺いする機会を、
沢山いただいなと思います。
プロのお仕事を観たり聴いたりすることは、
心を揺さぶられるし、感動するし、心豊かになるし、
気持ちがいいもの。
そして、日本人のプロのお仕事は
世界でも一流です!
20代にも、多くの素晴らしい方がたとお会いする機会を
いただいていましたが、正直何もわかっていなかったのだと思います。
今は、プロとアマの違いが、能力の差ではなく、
一つずつが、本当に「わずかな差」の積み重ねなのだということが
わかるようになってきました。
プロは、
「目の前に与えられた限られた資源と時間の中で、
ここぞという”瞬間”に、自分のもつすべての能力とエネルギーと
思いを注ぎ、最大限のパフォーマンスを出し切ることができる人」
言い訳をしないし、出し惜しみをしないし、
チャンスが、そのたった一度きりの「瞬間」にしかないことを
わかっている。
今回は練習だとか、次回まただとかは思わない。
だからこそ、相手の欲しているもの、背景や思いを
瞬時に汲み取ることができ、最大の配慮ができる。
「きちんと当たり前のことができる人」
がプロなのですが、それをできるということは、
実は難しく、普通はその当たり前のことができない。
だから、それだけで人より頭ひとつ突き抜けることができます。
能力は変わらない。
変わるのは物事への姿勢。
きちんとするということを、子どもに見せる。
本物を知る機会を与える。
これも、大切な教育だと痛感します。
なぜなら、社会人になったら、
「プロの仕事を教えてくれる人」はもう(そんなに)いないから。
Love
Sayuri