【俯瞰視点】鳥の目で問題解決する力を育むための3つの要素~Podcast Vol 70 How to master Bird’s Eyes View to solve any problems!

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Hi everyone! Hope all is well with you and enjoyed the Olympic wherever you are. Though we all had to face some difficulties and mixed emotions, it has brought us many inspiring moments. At the same time, we also have to remember a lot of tears behind the scene. 

皆さんこんにちは!Sayuriです。 

コロナ感染者の急激な増加が心配ですが、今年の夏はいかがお過ごしですか?

ただオリンピック、開催の意義を問われながらも、選手たちが自国開催ということもあり、日本人として素晴らしい礼儀ただしい姿勢や、スポーツマンシップを世界に表現してくれて、たくさんの勇気と感動を与えてくれました。 

正々堂々と戦うという姿勢や、心の持ち方、どれだけメダルへの思いがあるかという気持ちが、わずかな差になって、それが、結果に繋がるんだなと、勝利の女神が微笑むためにどんなあり方が大切なのかということを教えてもらったような気がします。 

本当に大変な思いをしながら、医療現場を守ってくれている方々だけでなく、多くの方の葛藤や犠牲とエッセンシャルワーカーの皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、引き続き過ごしていきたいと思います。 

さあ、私も15年ぶりに

📘「ハッピーママ ハッピーライフ〜思いっきり子どもと一緒に人生を楽しもう」

という電子書籍を出版させていただいて
この15年間で、考え方をシフトさせれば、誰でも輝くんだな〜と
皆さんからいただいた沢山のメッセージを読ませていただきながら感じることができました。
 

電子書籍を既に楽しんでいただいているみなさんに、追加情報があります。
沢山の方が予約してくださったので、配信スタート日に、書籍をDLいただいたかと思います。
 

「たくさんの写真で笑顔になれますね〜」という声もいただいていて
写真も楽しんでくださっていると思います。

さらに、新しく写真が追加される予定です。
後日最新書籍データを、改めてDLして追加された写真もお楽しみいただけるようになります!

と、出版社ディスカバー21さんからもご連絡いただいていますので、
ぜひ時間を置いて最新データをDLいただき、新しく追加される写真も楽しんでもらえたら嬉しいです! 


さあ、今回70回目のPodcastエピソード(全テーマリスト)では、

🎧Podcast Vol70
【俯瞰視点】鳥の目で問題解決する力を育むための3つの要素

というテーマでお届けします! 


 

10の力の中でも、深いテーマです。

「生きた英語力」や「クリティカルシンキング」、「表現力」と同様、一夜で身に付けることはできない力! 

少し後回しにしていましたが、やはりみなさんと交流していて、日本人にとって重要な力にも関わらず、なかなか日本の教育で育むことが難しいかなと思いましたので、今回触れていきたいと思います。 

1年間の「アイデンティティービジネスブランディング®︎セッション」と、「グローバル育児®︎のラーニングルーム」での交流がこの夏終わりましたが、1年間受講されたみなさんのラストセッションに、今年新しく学びをスタートされた素敵なnewラーナーさんたちが参加してくださって、こんなメッセージをいただきました。 

🎤「1年間受講された皆さんの表情から、達成感を感じなんだか「光」のようなオーラを放っているようにも見えました! 

そして、年齢やバックグラウウンド関係なく人は自分の使命を見つけたい生き物なんだなあ、となると自分軸を持つって本当に大事なんだなあと思いました。 

セッション中は私がこれからの人生を生きるのに考えたいこと、学びたいことのワードが飛び交っていて 

これから、自分の価値観の出し方、振り返り方を身に着けることができると、どんなに心強いだろう、と思いました。 

私も考えや思いを言語化する、表面的な言葉ではなく、本当にしっくりくる言葉で表現することの難しさに直面しています。」 

 

ということで、現状から目標に向かって歩みを進めていく時に、必須の力  

「俯瞰視点、つまり、鳥の目で物事を見る力 

10の力うち、3つ目の力でもあります。 

 

これがあれば、夢が実際に実現しやすいです。

逆に、これがないと夢が夢のままで終わってしまう・・・と、実際にヴィジョンをどんどん形にしていく、経営者の友人たちを見ていても「俯瞰視点」は共通の成功要素だと感じます。 

 

地図で言うと、GPSのような役割をしてくれます。 

Google Mapに現在地と目的地を入れて、最短ルートを出せるようになる力です。 

例えば、Google mapで、ルート検索したら、5つのルート選択が表示されたとします。 

 

そうすると、その5つの違いを比べますよね。 

ルート1)車で高速を走ったら、いくらかかって、どれくらい短時間で到着できるのか。 

ルート2)高速を走らないとしたら、コストはかからないとしても、どれくらいの障害物(渋滞)がって、どれくらい時間がかかるのか、間に合うのか。 

ルート3)電車だとしたら、どれくらい乗り換えがあって、どれくらい時間がかかるのか。
移動はどれくらい体に負担があるのか。

 など、さーっと、目的地までの障害物と、コストと、効率が見えてくると思います。 

俯瞰視点を身につけると、人生において、自分の価値観に沿って大切だと感じる夢や目標への最短距離のために、障害物を予め察知して、取り除き、自分にあったルートを見つけることができます。 

活動やキャリアの目標達成がスムーズで、収入がアップして、問題解決に精神的な負荷がかからないので、一喜一憂しません。 

クリティカルシンキング力と、ダイバーシティーコミュニケーション力とセットで育むことで、大きな夢を叶えるスキルにも繋がります。  

俯瞰視点をマスターするときに、3つの要素があります。 

 

1)空間軸の俯瞰視点 

2)時間軸の俯瞰視点 

3)コミュニケーションの俯瞰視点 

 

です。 

1)空間軸の俯瞰視点
Bird’s eyes veiw for Space

宇宙から見た自分の地域。 

グローバル育児®︎英語では、地球の3〜5箇所をピックアップして自己紹介文を作ってもらっています。 

例えば、 

できれば、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・南米・オセアニアなど出身の方に、 

自分の出身地を1分で、英語で自己紹介してみてください。 

ポイントは、その国で著名な場所を拠点に表現することです。 

日本人同士でも、住んでいるところによって、感覚が変わります。 

例えば私の場合は、オーストラリアからみた日本という視点は、10代で育むことができました。
オーストラリア人に出身地福岡のことを説明するときには、オーストラリア人みんなが知っている「広島」を拠点にして伝えたり、セーリングが好きな友人には、今住んでいる湘南を、オリンピックの江ノ島セーリング会場となった湘南と伝えたりします。
 

ただ、福岡から湘南に引っ越した時の方が、意外な気付きがありました。

都内から、福岡にツアーで訪れるミュージシャンたちのインタビューで、ミュージシャンたちが口を揃えて福岡の食べ物や住みやすさを褒めてくださっていました。

同じような感覚で福岡出身と、関東の友人に伝えて見ると、みなさん「福岡いいところだよね〜」と褒めてくれながら、「西の方だよね」「あ〜九州出身なんだ」という、コメントがかえって来るのを聞くたびに、

「あら、福岡はやっぱり地方なんだなあ、九州は一括りなんだ、西の方なんだ!」

と自分の中で当たり前のようにあった感覚が、引っ越して1ヶ月でリセットされたことを思い出します。 

自分を中心に半径1メートルでなく、地球全体、できれば宇宙から捉えた地球→アジア→日本→関東→そこから、県、市、地域というふうに、空間軸を俯瞰視点で捉えられるようになるといいなと思います。 

ダイバーシティーコミュニケーション力にもつながっていきます。 

With Louie’s homestay father in Queensland

2)時間軸の俯瞰視点

Bird’s Eyes veiw for time

人生プランを逆算して、計画できるようになる力です。 

今日、明日のTo do listを毎日こなすような過ごし方ではなくて、1年、3年、5年、ときには数十年と、次世代、またその先のことまで考えて、どのような社会や人生を創りたいかという最終ヴィジョンから逆算した上で、今日の過ごし方を決めるというタイムラインが見えるようになるのが俯瞰視点です。  

例えば、 

<バイリンガルレベルの英語力を育むプランの場合> 

バイリンガルになるというプランを、ゴールから逆算して、最短のロードマップを描いてもらっています。リスクと落とし穴もイメージした20年プランです。 

特に、言語力は、子供の将来生きる世界が決まるほど、パワフルなもので、アイデンティティーと密接につながっています。 

理想の10年後、20年後をつくっていくためには、慎重な俯瞰視点のプランニングが欠かせません。 

The view from airplane, Queensland

3)コミュニケーションの俯瞰視点

Bird’s Eyes veiw for communication

ダイバーシティーコミュニケーション1〜5のステージがあります。 

ぜひ過去のPodcast番組のダイバーシティーコミュニケーションのエピソードも参考にしていただきたいのですが、自分とのコミュニケーションをマスターして自分軸が確立するステージ1と、相手を理解して対話できるステージ2までに大切な8割のことが含まれています。 

例えば、先ほどの住んでいるエリアによっても、感覚が少しずつ違うように、一人ひとり価値観も、育ちも、習慣も、考え方も違います。それが、日本国内でも一人ひとり違うのに、国や言語が変われば、さらに聞いたことのないようなストーリーや価値観がそこにはあります。

ステージ3はマネージャークラス、ステージ4は起業家や経営者クラスです。 

100人〜数千人の一人ひとりの全く違う価値観や考え方を理解した上で、ベストな決断をすることができるステージです。 

ステージ5は国やグローバル企業の代表として、数千、ときには数万人、数百万人の人生にプラスとなる決断をして、プランすることができます。 

つまり、俯瞰視点とは、空間軸・時間軸・コミュニケーションという3つの要素で、より広い空間、より長い時間、より多くの人の世界観が見えるようになる力です。 

Q)今回のエピソードから、俯瞰視点を育むためにどんなアクションを起こしますか? 

Love
Sayuri