【自己分析リスト】クリティカルシンキング力をセルフチェック!Podcast Vol22〜How to self-evaluate your critical thinking skill

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学校で、メディアワークやディスカッションができるスペース。

 

前回のエピソードでは、クリティカルシンキングの基礎についてご紹介しました。
クリティカルシンキングとは、単に物事を批判する思考ではなく、

〜お互いの成長や社会のイノベーション・繁栄のために欠かせない力〜

だという共通認識を持っていただけたでしょうか。

今回は🎧Podcast Vol.22
【自己分析リスト】クリティカルシンキング力をセルフチェック!


この力は、私が提唱する「10の力」のうちの4つ目の力です。
私が帰国した際、日本人が世界に圧倒的に追いつけていないと感じた力でもあり、息子たちが育めるよう、家庭での声かけや環境づくりにも工夫してきました。

グローバル育児®︎のコミュニケーションというキーワードで、この力を育むことができます。しかし、大人自身が理解していなければ、なかなか子どもに伝えることは難しいと痛感しています。
日本の教育で不足している部分、補強が必要な部分についても、クリティカルシンキングコースで詳しくご紹介しています。

この力を身につけると、壁にぶつかったときにも困ることが少なくなります。
新しいステージで解決策を探し、人生を自分の手でどんどん展開していくことができるのです。
また、ディベートやディスカッションも怖くなくなり、人前で話すことや人とのコミュニケーションもより楽しくなります。

今日は、現状を把握するための自己分析チェックリストをご紹介します。
欧米の学校でも生徒たちは、このような自己分析チェックリストを活用しながらクリティカルシンキング力を育んでいます。
ご家庭だけでなく、会社の会議やチームでの話し合いの際にも、ぜひ活用してみてください。

「クリティカルシンキング」セルフチェック例

  1. I’m good at reading between lines
     私は、行間を読むことが得意だ

  2. I find it easy to evaluate the evidence to support a point of view
     ある視点を支持するために、証拠から判断することは簡単だ

  3. I usually pay attention to small details
     私は、普段から詳細に注意を払うようにしている

  4. I find it easy to weigh up different points of view fairly
     異なった視点を平等に比較し、評価することは簡単だ

  5. I know the different meanings of the word “argument” in critical thinking
     クリティカルシンキングにおいて、「argument」という言葉が「口論」とは異なる意味を持つことを知っている

※Podcast(無料)では、さらに5個のリストをご紹介しています。
(参照:Stella Cottrell, Critical Thinking Skills


欧米の学校で実践され、日本の学校では不足している力をご家庭でも育める方法を「クリティカルシンキングコース」で育んでいただくことができます。仮説・検証・発表・ディスカッション・ディベートを繰り返すことで、冷静に情報や意見を判断し、自分の視点を持つ力を育むことができます。

新しいアイデアを生み出す第一歩です。

クリティカルシンキングを育む過程で、自分軸がしっかりすると、

  • どんな価値観をもつ相手とも円滑にコミュニケーションできる

  • 英語での対話もスムーズになる

  • 社会にプラスになるイノベーションを起こすことができる

という、プライスレスなメリットがあります。

異なる意見を受け入れ、冷静にルールを知った上でディベートやディスカッションができる人材が日本でも増えていきますように。
より良い環境を創造できる社会、そして日本になっていくことを願っています。

Keep on smiling!

Love,
Sayuri