【これから10年をプラン】10年後のために、10年間を振り返る方法~Podcast 49 Vol How to reflect on your past 10 years and prepare for the next decade?

0
3208

@Instagram
@エピソード写真 と記事
@エピソードリスト

December is right around the corner!!🎄
How are you getting ready for your holiday season?

いよいよ12月に入りますね〜!我が家では、クリスマスツリーを飾ったり、
クリスマスディナーの準備を少しずつ始めたりして、
家で静かに過ごす時間を楽しめたらいいなと思っています。

皆さんは、どんな気持ちで12月を迎えていますか?


🎧Podcast Vol.49
「これから10年をプラン」〜10年後のために、10年間を振り返る方法〜

というテーマでお届けします。

11月はなんと、約3,000人の方にお聞きいただいたようです💜
ありがとうございます🙏


最近よくいただく質問があります。

これからどんな時代になっていくのか?
どう考え方を変えていけばいいのか?
そして、どんな準備をしておくといいのか?

そんな声にお応えして、これからは専門家やプロフェッショナルなゲストもお招きして、
一緒に「未来をデザインする」シリーズとしてお届けしていきたいと思っています。

これからの10年を、
自分たちの手で未来をつくる10年にしていきたいですよね。


その第一歩として、まずはこの1年を振り返ってみましょう。

今年、あなたはどんな成長がありましたか?
どんな気づきや出会いがありましたか?

もし「アイデンティティージャーナル」を活用してくださっている方は、
セルフエスティーム(自己肯定感)を育むことができましたか?

アイデンティティージャーナル Identigy journal

 

 

私はその年のヴィジョンを1年のはじめにイメージしています。
パーソナル、ファミリー、ビジネス(キャリア)のカテゴリーで3つずつ、
手帳に、自分と家族と、クライアントさんの目標を書いています。 

そして、毎年12月に振り返っています。 まずは、皆さんも、ぜひ今年はじめに立てた目標を振り返ってみてくださいね!


今回のエピソードでは、沢山質問をしています!

ジャーナルやトピックシートをお持ちでない方も、メモをしながら、聞いてみてください。 

5’00″〜

Q)現在地を把握する5つの質問

5 QUESTIONS TO RECOGNIZE WHERE YOU ARE NOW

アイデンティティの「自分軸」は、
時間軸(縦軸)と空間軸(横軸)の交わる“真ん中”にあります。

まずは、過ぎた時間——つまり「今年一年」を丁寧に振り返ってみましょう。


Q1. 今年うまくいったことは何でしたか?
なぜ、それがうまくいったのでしょう?

Q2. 逆に、うまくいかなかったことは何でしたか?
どんな理由があったと思いますか?

Q3. 予想外の出来事が起きた中で、
臨機応変に対応して“解決できたこと”はありましたか?

Q4. その時に、どんなあなたのキャラクターや強みが活かされましたか?

Q5. 解決できなかったことはありましたか?
その中でも、「今できること」や「改善できそうなこと」はありますか?


この5つの質問に答えるとき、
“他の誰か”や“外部の状況”ではなく、
自分自身にフォーカスすることがポイントです。


 6’40″〜

10年間を振り返る4つのカテゴリー

4 CATEGORIES TO REFLECT ON THE PAST 10 YEARS

さて、この10年間で、皆さんにはどんな変化がありましたか?

振り返りのヒントとして、次の4つのカテゴリーに分けてみましょう。

1️⃣ 変わったことの中で、プラスに変化したこと
2️⃣ 変わったことの中で、望んでいなかった変化
3️⃣ 変わらなかったことの中で、本当は変えたかったけれど変えられなかったこと
4️⃣ 変わらずに大切にしていること


この4つに整理してみると、
これからの10年で“加速させたいこと”と
“そのまま大切にしたいこと”が見えてきます。

私はこの10年、本当にたくさんの変化を経験しました。
もちろん、人生は山あり谷あり。
でも、どんな波が来ても心をフラットに保ち、
“自分で舵をとる”と覚悟した瞬間から、
その波さえも冷静に楽しめるようになったと感じています。

この10年を振り返る中で気づいたのは、
「起こったこと」よりも「どう反応したか」で
人生の流れが変わっていくということです。


9’32″〜

10年前と比べて、ライフスタイルが豊かになりました。

ちょうど10年前の11月、私は湘南に引っ越しました。
当時は3歳と5歳の息子たちを育てながら、
頼れる人もいない中での新しい生活。

ラジオDJとしてのキャリアも一度リセット。
時間も、収入も、ネットワークも、まさに“ゼロからのスタート”でした。

不安もたくさんありましたが、
唯一ブレなかったのは「ヴィジョン」。
この心の中の灯が、私の人生の流れを導いてくれました。

13’19″~
10年で自分を変えたら、豊かになった5つのカテゴリー
 

まず最初のテーマは、①衣・食・住

ファッションは本来大好きだったのですが、
当時は子育てと自分の内面に向き合うことに精一杯で、
「自分らしさを服で表現する」余裕がありませんでした。

でもこの10年で、
海外のサステナブルでエシカルなファッションに触れるうちに、
“少ないアイテムで、地球にもお財布にも優しいおしゃれを楽しむ”
という新しい価値観が根づきました。

今では、ミニマルでChicなクローゼットを整える時間が、
自分を大切にする時間でもあります。

少しずつですが、私は“タイムレスなアイテム”を一つひとつ、時間をかけて集めてきました。
たとえ少し高額でも、長く大切に使えるものを選ぶようにしています。

そんな中で、工場の情報や価格設定、労働環境をオープンに公開している、エシカルでクオリティの高いブランドと出会いました。
その出会いは、私のもの選びの感覚を大きく変えてくれました。

最近では、最小限のアイテムでエシカルなスタイリングを楽しむことが本当に心地よく感じられるようになっています。
子どもたちが成長して、自分の時間が少しずつ増えたことも大きいかもしれません。

ブランド名やアイテム数、流行にとらわれなくなったことで、
ファッションが、“表現”に戻ったような感覚があります。
それが結果的に、私のライフスタイルに本当の意味での豊かさをプラスしてくれたと思っています。

 

「食」について。

ご存じの方も多いと思いますが、息子たちは小さい頃、本当に病気ばかりでした。
家族の誰かが常に体調を崩していて、私自身も最終的にはうつってしまい、
毎週のように誰かが病気か入院している。そんな時期が続いていました。

そこから「このままではいけない」と思い、ハーブやアロマ、そして栄養学を本格的に学ぶために、
アメリカまで行って勉強をしました。

そして、まずは〜食べないもの〜を決めて、
緑黄色野菜・発酵食品・抗酸化のある食事に切り替えたところ、
みるみるうちに家族みんなが元気になっていったんです。

今では、ほとんど病気をしなくなりました。
そして驚いたのは、体調だけでなく、アンチエイジングや肌の調子にもつながっているということ。
「食べること=生き方」なんだと、心から実感した10年でした。


「住」について。

福岡から湘南へ拠点を移し、さらにそこから海外で1〜2ヶ月過ごすという暮らし方ができるようになりました。
環境を変えることで、まるで魂が深呼吸を始めたような感覚がありました。

自然の近くで過ごす時間、潮の香りや風の音、
そこから感じるインスピレーションが、
私のクリエイティビティや仕事のエネルギーにも大きく影響していると感じます。


My favorite place in Byron Bay in Australia

④「キャリア」と「マネー」について。

フリーランスのラジオDJからスタートし、その後会社を立ち上げて今年で7年目を迎えました。

経営の知識はまったくのゼロ。
でも、情熱(パッション)とヴィジョンだけは明確でした。

この10年間で、
コミュニケーション、グローバル教育、英語教育、自己啓発、ビジネス、マネー、心理学──
さまざまな分野の本を1,000冊以上読みました。

読めば読むほど、行き着く本質はいつも同じ。
「人生は本当はとてもシンプルなんだ」と気づくことができました。


100冊読んだら、その中から「最も大切な本質」を一つにまとめて、
それをシェアする。そんな習慣を長く続けています。

そして同時に、自分自身が「いいクライアント」であることを意識するようになりました。

納得したサービスや商品には、フェアなプライスをきちんと支払う。
値切らない。
心から応援したい活動には、寄付という形でサポートする。

特にグローバル教育に関しては、
「高いな」と感じることがあっても、短期間でもいいから世界トップクラスの学びを体験することを大切にしています。


実際、海外のコンサルやプログラムを受講してみることで、
日本と海外のビジネスの違い、マインドセットの違いがよく見えてきました。

そしてこの10年で、私が意識的に変えたことはこの3つです。

✅ 世界トップの学びを得ること
✅ シェアする “GIVE” マインドを持つこと
✅ 自分自身がポジティブなお金の流れをつくること


この3つを実践してきた結果、
「お金」は単なる数字ではなく、信頼と循環のエネルギーなんだと実感しています。

豊かさは、与えたものが巡り巡って戻ってくる。
そんな「FLOW 流れ」の中で生きていることを、心から感じられるようになりました。


 

2 years ago

⑤グローバル教育・英語教育について

子どもたちには、できるだけ早い時期からグローバルな視野を持ってほしい。
そんな想いから、いろいろな学校を探してみたのですが、なかなかここだ!と思える場所に出会えませんでした。

そこで私が選んだのは、「家庭の中でできることを積み重ねる」という道。
夏休みには1〜2ヶ月ほど海外で過ごす時間をつくりながら、
日常では、英語や異文化に触れる習慣を少しずつ続けていきました。

そんな中で気づいたことがあります。
本当に大切なのは、教育環境そのものよりも、教育者である自分の学びと成長だということ。

親が学び続け、声のかけ方やコミュニケーションを変えていくことで、
子どもたちの思考力や読解力が格段に伸びていくのが手に取るようにわかりました。

それを実感したとき、
「外に完璧な学校を探す」のではなく、
家庭そのものを学びの場にすることが一番の近道なんだと感じました。

そして不思議なことに、
そんなふうに私自身が変わっていったタイミングで、
二人それぞれにぴったりの
欧米と日本のハイブリッドな教育環境に自然と出会うことができたんです。

つまり、
「環境を探して変える」のではなく、
自分が変わったら、環境が変わった。

この経験は、私にとって子育ての本質を教えてくれた出来事でした。

⑥Well-being(セルフケア・メディテーション・美と健康・時間)

この10年で、私は本当の意味で「自分を大切にする」ことができるようになりました。

以前は、つい自分を後回しにして、
「頑張りすぎること」が愛情の証だと勘違いしていた時期もありました。

でも、少しずつ自己犠牲の時間の過ごし方を手放していくうちに、
「丁寧に呼吸をして、心地よく暮らす」ことが、
いちばん深いセルフケアなんだと感じるようになりました。

バタバタした毎日から、呼吸の深いライフスタイルへ。
この変化を支えてくれたのは、やはり海外の書籍や思想との出会いでした。

アイデンティティービジネスブランディング®️は、自分を大切にしながら、子育て期間中に、キャリアやビジネスを発展させ、社会に貢献する極上のステップが詰まっています。


⑦ コミュニケーション

コミュニケーションが変わると人生全体が変わる・・・
この10年で、私が一番実感したことです。

プライベートのパートナーシップ、
仕事でのチームやクライアントとの関係、
友人や大切な人たちとのつながり——

それらすべてがより深く、温かくなったのは、
セルフトーク(自分との対話)を変えたからだと思います。

人に優しくなるためには、まず自分を許すこと。
人を応援するためには、まず自分が満たされていること。

私は、そんな「自分の在り方」から見直して、
ダイバーシティーコミュニケーションのステージを
ひとつひとつ丁寧に歩んできました。

そして気づいたことは、
チャンスを探すより、まず自分が変わることが何よりも先なんだということです。

内側を整えると、不思議と物質的な豊かさやご縁が
あとから自然とついてくる、そんな感覚でした。


コミュニケーションの本質とは?

前回のエピソードでは「プレゼンテーション」についてもお話ししましたが、
どんな人と話すときも、必ず聞かれるのが2つの質問です。

あなたは何が好きなんですか?
→ 自分が心地よく過ごせる「価値観」

あなたは何の専門家なんですか?
→ 他の人の人生に変化を起こすことができる
「使命(コアコンピタンス)」

この2つを理解して伝えられるようになると、
自分の「現在地」がクリアになります。

そして次に問われるのが、

では、あなたはどこに向かっているの?

そう、「ヴィジョン」です。

私がシリコンバレーで出会った方から実際に受けた質問があります。

“From where to where do you want to go?”
どこから、どこへ向かっていきたいの?

たった3秒の質問でしたが、
その一言に1時間は語りたいくらい深い意味がありました。

このとき改めて感じたのは、
ヴィジョンや価値観を日頃から言語化しておくことが、
世界中どこでも通じる「雑談力」になるということ。

そこからチャンスが生まれ、人生が動き出します。


10年後の自分を描くということ

振り返ってみると、10年前に「ヴィジョン」をイメージできていたことが、
本当に大きかったと思います。

未来は今の延長線上ではなく、
自分で選び、創ることができるんです!

それを決めた瞬間が、
新しい人生のターニングポイントになります。

あの時、あれをしてしなかったら・・・
きっと今でも息子の個性を生かせず、悩んでいたと思います。

今、毎日を生き生きと過ごしている子どもたちを見て、
「自分で決めて歩んできた道でよかった」と、
親子で心から感じています。


自分のイマジネーションの枠を超えて、
限界の先にあるヴィジョンを描くこと。

そして、そのためにこれまでと違う考え方・行動を選び直すこと。
それこそが、未来を変える一歩です。

ここからの10年を、また自分の手でデザインしていきましょう。

今日はマクロな視点でのお話でしたが、
これから一つひとつ、ミクロの実践へと繋げていきますね。

Q:今日のエピソードを通して、まずは1年。そして10年を、あなたも振り返ってみませんか?

 

 

Love
Sayuri