小6の子どもが学校にいきたくないときの会話「刺激と反応について」

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先日は、キラキラ笑顔の運動会にみる欧米と日本の教育の特徴の記事を書いたばかりでしたが

小学校高学年にもなると

女の子も、男の子も、必ず?通るのが

お友達との摩擦や喧嘩や、コンプレックスと向き合うことや、ときにはいじめ。

 

なるべくなら避けて通りたい道と思いがちですが

私自身は小学校6年生で辛いいじめ体験が

30代前半まで影響したため

息子たちには早く経験して

早く乗り越え方を知ってほしいと感じていました。

 

長男ルイは学年でも身体が小柄。

ヨットや空手など運動はしていますが

本当にカロリーのあるものを好まず

温野菜やフルーツなど、果物や野菜の素材の味をあまり味付けせずに食べるのが好きなんです。
もちろん、お魚もお肉も食べますし

ソースや塩コショウもつけて食べるのですが

できればシンプルに食べたいという子です。

身体は学年でも小柄なため

大きな身体の女の子や男の子にとっては

その部分を指摘しやすい。
日頃はあまり気にしていなくても

調子が悪い日に、わ〜っと泣き出しました。
「どうせ僕はずっと成長しないんだ〜」
と、日頃前向きなルイも調子が悪い日に大きな声をあげ

涙もポロポロ。

いろいろ事情と、お友達の名前を伝えてくれたあと

先生には言わないでほしい

明日は学校いきたくない

私の胸に飛び込んできました。
そして私は

もちろん、「友達としてリスペクトしてもらえないような環境だったら

学校に逆に行かせたくないし

そんな環境ではどんなに何かを勉強しても

脳も心も育たないから

学校にいく必要がなくなるから

いかなくていいよ。
でも、きちんと事情を知りたいし

いかないなら家でのお約束ごとがある。

そして、いいタイミングだから

こういうときにどう考えたらいいか

一生困らない考え方を一緒に覚えよう。」
というと、ルイが真剣に身を乗り出して

聞き始めました。

 

私「普通、いじわるなこと言われたら、

どんな気持ちになる?」

 

ルイ「嫌な気持ち。悲しい気持ち。ショック。」

私「そうだよね。じゃあ、すごいね〜かっこいいね〜って褒められたら?」
ルイ「いい気持ち。嬉しい。」
私「そうでしょう。それが、刺激に対して、反応するってことね。

何かを言われたり、されたり、何かが起こったりしたらすぐに反応すること。
でもね、人生うまくいっている人や

仕事や人間関係が幸せな人はそうじゃないんだよ。」
ルイ「・・・?」
私「刺激があったときに、すぐに反応せず、

自分で選択をしているの。

嫌なことを言われても、悲しくならないし、傷つかないし、

それを参考にするけれど、鵜呑みにはしないって選択することができる。
いじわるする人や、人に何か嫌な感情を抱く人は

その人が弱くて自信がないからそうするのであって

相手がそのことによって傷ついたり、苦しんだりすることで

自分が強いんだ、優位なんだって思い込みたいんだよ。
だから、本当に弱くてかっこ悪いには、そのいじわるしたり

嫌な感情を抱くほうなんだよ。」
ルイ「え〜。ママも、選択しているの?」

私「もちろん!ルイも学校でこれをやってみることができたら

一生困ることがないよ。」
ルイ「う〜ん、ちょっと練習しなきゃすぐにできそうではないな。」

私「大丈夫!ママだって、このことを20歳のときに知ったんだよ。

ルイはいくつ?何年ママより早く知った?」

ルイ「もうすぐ12歳。

8年早いけれど、ママみたいにそんなすぐにできるようにはならないよ。」

私「ママもできるようになるには時間がかかったから

ルイは早く知ったからできるようになるのは早いし

大人になるまでまだ時間があるから、今から練習したら強くて優しい人になれるよ。

そして、何を誰から言われても

ルイの存在価値は変わらない。

ルイが素晴らしいってことは変わらない。

ママが誰よりもそれを知っているし

ママはいつもルイの素晴らしさを知っているから

誰から何を言われたっていちいちショックを受けたりしなくてもいいからね。

エネルギーの無駄づかいになっちゃう。

OK???」
ルイ「ママ、すっごくよくわかった!ありがとう!

さっ、ワッフル食べて、観たいテレビみなきゃ。

これだけ。いいでしょう?」

私「・・・・苦笑」
ノア「もう、いっつもこんな話題、夕食のときだからやだな〜。

ワッフルもう一個食べていい?」

とブーブー言いながらも、30分でしゃべって

泣いて、私と話しをして、ワッフル食べて

明日また学校にいく気持ちになり、すっきりしたようです。
私は小学校6年生のいじめが大人になってまで

仕事にまで影響しました。
でもこうやって、たったの30分で

子どもが学び、乗り越え、頑張ろうと心を新たにすることができる。

日々のささやかな会話が人を育ててくれる。

でも、これは日々の小さな積み重ねの中で

親子で信頼関係を築いていなければ

なかなかスムーズにいかないこと。

子どもが親に何でも話せる環境。

これから思春期に向けてさらに大切になっていきそうです。