【Q&A】親子、どちらが先にアイデンティティーを確立したらよいのでしょう?

0
1324

Thank you all for joining in this community here! I received a question from one of the parents who has been taking Identity English Course and Identity Business Branding!

英語コースと、ビズブラコースを学んでくださっている素敵な女性Hさんからご質問をいただきました。とてもいいご質問だったので、今日はブログで一緒に考えていきたいと思います。

Q)サユリさん、今日もレッスンをありがとうございました。
英語の取り組みの中で、夫婦間のビジョンの擦り合わせやロードマップの作成がまず一番の課題だと感じています。

これから英語は当たり前の時代、英語を使って何を表現するかのアイデンティティーが大切というのはとても理解出来ます。

私は大学で英語を専攻していたんですが、まさに、私は英語をツールとして何がしたいんだろうと悩んでいました。結局何も決めないまま卒業してしまい、まだ同じところにいます。
ビズブラの受講を始めたのも、ここをクリアにしなければという思いがあり、まだ深められていませんが継続中です。

子どものアイデンティティーを育みたいと思っていても、まずは自分がやらなければという思いが沸いてきます。私が先、子どもが先、ではなく、同時進行で進めてゆくしかないのですよね。纏まりのない文章ですみません。アイデンティティーを育むという点で、自分がまだ確立できていないと感じてしまいます。

A)Hさん、素敵なご質問ありがとうございます!
英語に自信をもってきた方々や英語講師の方が、私も含めて、英語は当たり前の時代だと受け入れることは、あまり心地よいものではないと思います。実際に、英語講師としての自信を失い、辞めてしまった方もいらっしゃいますし、先生より生徒のほうが英語のレベルが高いという現状は、これからの日本の教育においても最重要課題の一つだと思います。

まずは、この「アイデンティティーが大切」と知っているだけでも、一歩先を進めていますし、お子様がまだ小さいので、準備は今からしっかりすれば間に合いますので、どうぞご安心くださいね。

お子様の未来を考えると、一番のお子様のハードルは親を超えることになると思いますので、まずは親がどこまで伸びしろを大人になってからも広げ続けられるかというのが、一つのテーマになると思います。

高校からは、学校や環境選びになってくると思いますが、特に小学校までは、親の世界がそのまま子供が見える世界なので、お子様の「特徴」を掴むことができたり、お子様の環境づくりや、適切な選択を判断できるようになるために、親のスキルアップと世界観を広げること、継続した学びは必須です。

子供が一番大切!育児が一番大切!と訴えている方や、塾や習い事にすべてを任せてしまって、外部機関で何が起こっているかわからないご両親へ、「あなた自身が変わらないといけない」と伝えることはとても難しく、私自身、長く気づいていなかったですし、すぐに忘れてしまいます。今でも自分は足りないと思っているので、さらに学ばなくてはと思っています。

ある日、1〜2時間の講演とQ&Aを塾で終えて、一番初めにある保護者からでた一言が「あの、もしかして、私が変わらなくてはならなかったのですね。」と涙ぐんだ方がいらっしゃいました。その方のお子様は、とても窮屈そうな表情をしていて、あ〜色々親から期待?干渉?されてきたのだなと感じました。

私のコンサルティングでも、ご活躍をしている方も、悩んでいる方も、どちらの場合も幼少期を回帰し、親との関係をふりかえりそれをフラットにすることに向き合ったときから、進み始めるというケースがとても多いです。

お答えは、親のアイデンティティーが輝くことからです。(仕事で成功することや、ブランドものに身を包ませおしゃれにすることとは違い、その人が内側から生き生きしているかということです!)

現在、私の中1の長男は単独でオーストラリア留学中ですが、私もパートナーも、実はそれぞれの課題に取り組んでいます(苦笑)子供が成長するために、自分たちの成長が欠かせないと気づいています。

そのため、サユリセンスでも、子供向けのみのプログラムは取り扱っていません。やったことが水の泡になる可能性が高いからです。親・教育者・リーダー・経営者自身が変わることが、結局はより多くの人、子供たちが恩恵を受けるだろうと考えているからです。

この答えは、多くの書物と、私自身の失敗体験と、専門家へのインタビューや会話の中から自然とたどり着いたものですが、以下、第三者の言葉もご参考までにご紹介いたしますね!

それぞれの業界のトップの方たちの言葉は、何よりもパワフルなエヴィデンスではないでしょうか。
親のあり方(アイデンティティー)そのままが、子供に渡る。

虐待を受けて育った方、親から認められなかった方からの育児の相談は、マイナスをまずはゼロにするところまでが本当に大変です。でもHさんは、本当に心優しくて、人を和ませる方なので、すでにお子様もそのような空気感をもっていますよ。何もしなくても、幼少時に一番大切な部分は伝わっているはずなので、今のご自身の海外の体験や、学んでいることを言語化してみるところからはじめてみてはいかがでしょう?

コンサルでもビズブラコースのワークを使っていただきながら自分の世界観を言語化することを一緒にすることにフォーカスをしていますので、ご自身でもワークを活用していただいたり、ブログや、日記や、どんな形でも構いませんが、「言語化」をしてプロに聞いてもらったり、様々なタイプや立場の人に表現してみるたびに、自分の立ち位置(ポジションや使命)が見えてきますよ 🙂 Good luck H-san!!!

リアルな国内外の教育機関の見学や専門家などの人との交流にあわせて、1週間で20冊くらいの書籍に目を通すようにしています。最新刊から古典までをローテーションします。英語・日本語の比較と、新旧の書籍の内容で変化するものと不変の原理原則を集め、情報分析します。

【参考になる言葉】

・海外のドクターの友人夫婦の声
「多くの教育や育児(発達障害サポートも含め)の成功エピソードは、その裏に保護者が必ず関わっている。医療の世界も、成功例はどれも親の努力と行動が必ず裏にある。」

・海外で子供の難病を完治させた友人の声(女性)
「世界中からレシピと情報を集めて、情報は集まったけれど、専門家からこれを実践して、成功された人はみたことないし、あまりにもあなたにとって過酷。成功するか保証できない。って言われたの。でも、世界中からレシピを集めて、世界中から食材を直接電話して交渉してかき集めて、月に子ども一人の食事療法のために通常の一家族分の食費をかけて、一日中料理して24時間看病して3年で治ったの。世界中の人が同じように相談にくるけれど、親のメンタリティーと家族や親戚のサポートなしでは水の泡。親が子供の命を救えると思う。」

・学習科学ロバータ・ゴリンコフと発達心理学者キャシー・ハーシュ=パセック
「子供が過ごす時間の中で学校が占める割合は20%に過ぎない。
大半を占める学校外の学び環境を豊かにするために、私たちは子供たちにとってのよき学びのモデルとなり、また子供達と一緒になって学びに取り組んでゆこう。」

・書籍「子育てのこころ」より
「大人が一緒にそばにいることによって、大人が教えこむのではなく、子供が大人から学びとるという、こういう形で種が育っていくのだと私は思っています。こうなると、大人が問題になるわけです。」

・開成中・高校校長 柳沢幸雄
「大切なのは、自信をつけること。ただ、子供は自分はこれに自信がもてるなどとは、なかなか気づけないものです。そこを引き出してあげるのが、すぐ側にいて、いつも子供をみている親です。先生は親よりうまく、本人を捉えて自信をつけさせることができません。」