【重要!NYと繋げて】Podcast番組Vol33〜NYの新型コロナウィルスへの対応から学ぶこと(オーバーシュートに備えて)

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NY在住のジャズシンガーErikaと湘南を、スカイプで繋ぎ、備えるためにお話を伺いました。

新型コロナウィルスのパンデミックの中で、英語で1ヶ月間情報を収集していると、世界が日本の感染対策に疑問を抱いています。海外の緊迫した状況と、その情報がリアルに入っていない日本語の情報にギャップがあり、日本がこのままではギリギリの状態だと、とても心配しています。

オーバーシュートにならないよう、4月に入って数日〜1週間以内には緊急事態宣言や、ロックダウン(シャットダウン)になるかもしれない可能性に備えて、心の準備をできるよう、パニックにならないよう、海外のこの1ヶ月間の情報から私たちが参考になることをご紹介できたらと思います。

(私も、少しずつロックダウンの準備をしてきました。Q&Aをポッドキャスト番組とブログでの補足を、両方参考にしていただけると嬉しいです。)

<日本が心配な点>

✔︎14日間のウィルス潜伏期間を考慮されていない「週末だけの外出自粛要請」
✔︎ 高齢者が多いのに、週明けにはまた外出する人の数が多い
(海外でも心配されている)
✔︎ オリンピック延期発表後の感染者発表や、検査不足による不正確な感染者数
( WHOの専門家に、追ってインタビューをできる可能性があります。)
✔︎オーバーシュートにならないような準備が間に合うか!準備不足。
✔︎情報が開示されていない。リーダーと国民のコミュニケーション不足。
✔︎オンライン教育が取り入れられない日本の教育が遅れて、未来の日本に影響する

日本は、ギリギリの状態だと感じています。

4月に入ってロックダウンされると、不安や心配も多いかと思い、備えるために、NY在住のジャズシンガーErikaさん(2020年秋にリリース予定の新曲は、Podcast番組のラストで流しています!)にも3月28日にインタビューをさせていただいていました。(Q&Aを、参考にされてください。)

私自身は、NY在住の女性主宰の海外の起業家コミュニティーに入っているので、はじめの方は、日本、そしてイタリアが大変ね!という風に見られていましたが、3月の中旬ごろから急にアメリカの緊迫感が増してきて、ニュースレターやSNSでの発信がシリアスになり、ファッションも、スタイリッシュなドレスから、自宅からTシャツやセーター姿での発信に変わっていきました。

ダイバーシティーコミュニケーションのレベル5を、一気に求められている、地球からの警告なんだなと思っています。エゴで経済を膨張させてきて、自然や人を傷つけてつくられる仕組みの限界にきています。

地球全体を考えながら、人を非難せず、自分の健康も、人も大切にしてみんなで協力していかなくてはなりません。

以下、今回のエピソードの内容見出しです。

🎧NY市長/クオモ州知事の対応
(的確でプラクティカルな指示。行動しやすい。)

🎧テスラやSpace Xの設立者イーロン・マスクと、政府との公のSNSでの連携
(人工呼吸器と25万のマスク「N95」の提供)

イーロン・マスク!「マスクと人工呼吸器があります。すぐに我がチームが届けます。」

🎧日本の人工呼吸器・ICUの病床不足

🎧NY市長や クオモ州知事と、日本のリーダーの発信方法の違いを番組で紹介しています。

🎧ビル・ゲイツの思う感染対策でたった一つの成功する方法は?
→ ” Serious Social Distance”
(Shut Down) 
シリアスな隔離!シャットダウン!

日本も真剣に2mの人との間隔を、今、実践しましょう!
まだ人との距離が近すぎます!
今自分が、隣の人にウィルスをうつしているかもしれません。

🎧 NYや海外の例から学べること(シャットダウンしたら?)

・食事は?スーパーは?デリバリーは安全?🍔🍕🍎
・NYのリーダーのように、これからもしも
日本政府ができない場合、セルフで4月いっぱい自宅にいよう!🏠
・マスクは効果ある?どの種類のマスクがいい?手袋も?😷🧤
・公園は安全?
・人との距離は?
・休校になったら、子供達を実家や地方に連れて行っていい?
・祖父母や実家を訪れる時はどうしたらいい?
・治安は?
・差別や偏見は?
・いつ終わるのか(番組収録後、このブログページ下記に追記)

Bill GatesのCNNでのインタビュー

また、オーストラリアでトム・ハンクスが入院していた病院などで働くオーストラリアの友人たちに伺う中で、日本がシャットダウンされる前の「事前の備え」が必要だと感じています。

オーストラリアでトムハンクスが、新型コロナで入院した病院で働く友人。
Podcast番組収録直後に、オンラインで話しました。

友人ナースが差別されたり
人がスーパーで物を取り合いして喧嘩したりという光景もあるようです。

彼女子供の学校は、オンラインラーニングに!

仕事では、自宅から、大学で看護の教授の講義をしています。

日々、オーストラリアのボーダーを閉じたり
人と集まるのは二人までと制限がでたときに、ニュースをレポートしてくれます。

WHOにも友人がいるため、情報が豊富ですが
フロントラインで、治療に当たるため、これから何か起こらないか心配しています。

急なトークだったため、私は、パジャマにノーメイク(汗)

WHOと連携して働く感染対策をしている女性ドクターとも
また電話を繋いで話を伺うことができそうです。

この1ヶ月間の英語での情報源は

  • CNN・BBCNY timesジョンホプキンス大学WHO・シンギュラリティー大学
  • アメリカのリーダー(NY市長、イギリスの首相などの政治家・ビルゲイツやイーロン・マスクなどの投資家や起業家)のツイッター・コミュニティー・ニュースレター・取材記事
  • 海外(全世界)の起業家オンラインコミュニティー
  • アメリカ・OZ在住の医療従事者や心理学者などの専門家
  • ベストセラー作家などの知人やオピニオンリーダーの発信メッセージ
  • オーストラリアの政府・教育機関のニュースレター長男が通うインターナショナルスクール、次男が入学する予定の日本の私立中学

( WHOで働く方とのインタビューも、可能性が出てきました!)

NY

NY在住ジャズシンガーERIKAとスカイプを繋げて、Q&Aインタビュー🎧

Q1) 緊迫感のNYでどのように生活を送っていますか? 治安は?

🇺🇸A: 3月に、スペインにもお仕事で呼ばれていたんだけれど、世界の情報を集めながら、キャンセルしたほうがいいと判断したところ、翌日、3月中旬に、トランプ大統領が「ヨーロッパからのtravel ban(渡航禁止)」を出したので、ヨーロッパに行っていたら、NYに戻ってこれなくなっていたところでした!

トランプ大統領がウィルスのことをChinese Virusと呼ぶので、アジア人へのヘイトクライムも増えていて、治安も悪くなってきています。

🇯🇵日本が学べること
→どれだけ、早めに海外の的確な情報を収集して、早めに行動できるかが大切になってきます。

また、オーストラリアのナースも、ウィルスをばら撒いていると差別を受けたりしています。これから日本でも、オーバーシュートに備えて、人を傷つけない、「人権を守る」心の準備が必要!

Q2)買い物やお食事は?スーパーは空いている?デリバリーは安全?

  🇺🇸A: 日曜8時にロックダウンになってから、デリバリーや、スーパーや、take outはやっているけれど、デリバリーの袋にもウィルスが付着しているというお話もあるから、袋をそのまま外において置いたままにしたりと、それも神経質になっている人もいます。

(補足:Dr Angela Rasmussenが、このことについてCNNで答えていました「今の所、食べ物やデリバリーの袋からウィルスに感染するという科学的根拠はありません。それよりも、運んできた人から感染する可能性が高いので、なるべく、事前にオンライン決済をして、食べ物を玄関の外に置いてもらって、少し経ってから取りに行くといい。また、熱でウィルスが不安定になるので、しっかりと加熱したり、調理したりすると安心。」とのことでした。

私(Erika)は、必要なときにお買い物にいって自炊しています。ツアーもキャンセルになって、音楽業界は多くの人が解雇になったり、仕事がない状態なので、節約のためにも自炊をするようにしています。

🇯🇵日本が学べること
→  食料に困るという話は、今の所、世界でも出ていないので、スーパーでの買いだめは不要。
ロックダウンになったとき、焦らないで!日々、少しずつ、備えれば大丈夫です。

Q3)外出する時に気をつけていることは?

  🇺🇸A: 基本的に、自宅にいます。Social Distanceということをアメリカでは明確にしている。買い物をした時も6 feet=1.8mという距離感覚を開けるような指示がある。

 🇯🇵日本が学べること
→ 政府からの指示がなくても、約2mを気をつけましょう!
(オーストラリアでは、家族以外のメンバーでの集まりは二人まで)

Q4)欧米ではマスクはしない習慣だけれど、今のNYでのマスク事情は?

🇺🇸A: もう、こんなNY見たことない!初期の頃は、マスクをすると、アジア人に向けての偏見がある雰囲気だったけれど、今、New Yorkerは、マスクと手袋!しかも日本のマスクじゃなくて、もっとしっかりした種類

🇯🇵日本が学べること
→ やはり「N95」のマスクを、日常でもつけるようになっているようです。日本人は、予防のためにマスクをしているんですが、しないよりはいいかもしれませんが、ウィルスの吸い込みを防ぐことはできないという風に言われています。
私は、3.11のときに放射線対策のためにN95を購入していたので、防災グッズに入っていたものと一致しました。

Q5)NY市長が素晴らしいと感じたけれど、日本に同じ対応ができるかなと心配。どんな市長の対応が、どう生活に影響している?どんな指示があり、市民はどう見ている?

  🇺🇸A:ロックダウンされて、一人暮らしの人や、仕事がなくなっていて不安な人もいるけれど、それは自分だけでなくて、みんな一緒。そんな時に、市長が、しっかりとメッセージを発信してくれるから、「とても安心するよね」「私たちは守られているから、NYでよかったね。クオモ州知事に大統領になってもらいたい」と友人たちと話している。

「先が見えないのは、みんな一緒。市長自身も先がわからない。今は、医療従事者も、命をかけて闘ってくれているから、まずは目の前の命を救って、できることに最善を尽くして、そこから2週間後に結果が出たら、またそこから最善を尽くして行こう。」と。

Q6)公園に出ることは、安心?日本でまた、休校になったらどうしたらいい?

  🇺🇸A: 皆、運動もしたくなって、セントラルパークに人が増えてしまったときにも、「何を考えているんだ!」としっかりメッセージを伝えてくれた。「そういう気持ちもわかるけれど、人のことを考えて!」という厳しい声で、大分状況が変わりました。

🇯🇵日本が学べること 
 休校になった時に、子供の居場所がなくなって公園・学童に人が増えたことを考えると、もしも、これから休校になった時も、公園に行くときは、チームプレイのスポーツは控えて、ソロでできることを短時間、健康のためにしましょう!子供達が公園で遊ぶことも、リスクがあるということがわかります。

Q7)日本の対応については、NYからみてどう見えますか?

   A:本当に恥ずかしくなったよ、Sayuriさん!週末の自粛だけなんて効果がない。今、危機感がない人たちが多い中で、私たちの緊迫感を伝えても、伝わらないことが多いかなと思うと、発信も躊躇してしまう。でも、本当に気をつけてほしい。

 今NYでは、医療物資が足りなくて、人工呼吸器も足りなくて、看護師は同じマスクを1週間つけて、ゴミ袋を防護服の代わりに使って、対応していて、それでも40代の医師がなくなっています。

 若い人も亡くなり始めているし、もしも、自分が若い年齢であっても自分がすでにウィルスを持っているという仮定をした上で、自分だけでなくて、人のことを考えて行動をしてほしい。

 自分が若くてウィルスを持っていて、ほかの人にウィルスをうつしてしまったら、自分は軽症で助かっても、そのうつした人が重症化して亡くなってしまうかもしれないから。

Q8)収入がなくなると、家賃が払えない人も出てくると思うけれど、保証は?

  A:90日間は、家賃滞納があってもオーナーは、追い出せないことになった。1200ドルの現金の給付。

Q9)日本人留学生が、寮を臨時の医療センターに改装するという理由で、48時間以内に出て行ってくれと追い出されたというニュースを見たけれど?

   A:奨学金がなくなって、帰国した人もいるけれど、帰国して14日間の隔離のためのホテル宿泊など、日本政府からの補償はないから、何十万円もかかった人もいる。

Q10) 私も、日本の情報は、逆に英語でしか取れないことが多いけれど、現地メディアの情報は信頼できますか?

  A:やっぱり都合がいいようにコントロールされていることもあるから、日本語と英語両方、アメリカ以外のメディアで情報収集をしている。でも、日本では、英語の情報を収集できない人もいるから、英語で情報を取れる人が発信して、真実を伝えることは使命だと思う。

NY在住のErikaも、テロの時とは違った恐怖を感じているという中、体験を共有してくれました 。Thank you so much Erika for making time!!!!

2mの距離を!

日本語で、適切に、冷静に現状を捉えて警鐘を鳴らしている方もいらっしゃいます。

東北大学大学院 医学研究科教授 押谷仁(おしたにひとし)さん

「一人一人にもっと真剣に考えてほしい。」
「情報を開示して、正しく知ることが重要」
「自然からの警告を無視してきたことで、起こっている。」

「真剣に向き合わなければ。」

「アメリカのCDCのようなセンターを作らないと!という声もありますが、今の日本にはないけれど、軍隊のようなものなので、世界を守るためではなく、アメリカを守るためにある。」

「日本がそれを作るべきかはわからないけれど、政府や自治体の長が決断をすることになるので、専門家と政府がもっと連携しなくてはならない中で」

「自分たちが考えていることを、伝えきれていない。」

「軽症の若者が、高齢者など、弱い方へうつしてしまう事を、真剣に考えなくてはならない。」

「医療の限界がくる可能性は十分にあります。その時に、医療が間に合わず、人工呼吸器・ICUのベッドが足りず、医療の限界によって救える命が救えないとなった時に、それを日本人は受け入れることができないと思う。」

「社会機能を完全に止めず、経済活動の痛みを最低限にしながら、感染スピードを抑えたい。長期戦を覚悟しなくてはならない。」

Hope for the best, prepare for the worst!

「最高の結果を望みながら、最悪のシナリオ、本当に厳しい状況に備えなくてはならない。」

また、これからメンタルケアがさらに必要になってくる中で、アメリカは心理学者やソーシャルワーカーが連携してサポートしていますが、日本で、その対応が準備できるかが心配です。

そして、休校になる場合は、日本も、オンラインラーニングを取り入れてほしいですね!日本が変わるチャンスだと思い、一緒に声をあげていきましょう!

ITリテラシーが、世界に遅れている日本が、教育でもここから遅れることは、10年後の日本経済と暮らしに大きく影響して貧困社会を作ってしまいます。
ピンチをチャンスにしなくては!
日本がもし休校になってオンライン教育を開催しない場合は、親子の英語と女性の経済的自立だけでも、なんとかサポート体制をさらに強化しなくては!

Q)いつ終わるの?への答え
ホワイトハウス タスクフォースのメンバー「Dr アンソニー S ファウチ」

Q)いつ終わるの?

ホワイトハウス タスクフォースのメンバー「Dr アンソニー S ファウチ」が3月29日答えていました。備えるために、私たち日本人も、みんなが聞きたい質問だなと感じました。彼は、

「今、Quarantine(自宅待機・隔離)を止めることはではない!まだ感染者や死者の数字がどんどん右上がりになっている。ここで止めることはできない。

いつ、この隔離などの制限を少し緩めることができるかといったら、右上がりの数字がカーブしてフラットになり、下がって来たら、そこで、制限を緩めることができる。」

と。

“Virus does what it does.” 「ウィルスがすることは決まっている。」

これを止められるのは、対策を待つことではなく、地球上の全ての人類が協力して、真剣に受け止めて、人との接触を止めること。自宅にいること。

できない場合は、2mの距離を保つこと。手を洗うこと。人にうつさないこと。一人一人の行動と、みんなで意識を合わせることが重要だと感じます。

日本人は、きっとこれができるはず!
世界に、日本もできると伝えたいです。

サユリセンスでは、本質を伝える努力、本当に地球のことを考え英語力を育み地球規模の思考を育てる教育、サステイナブルな社会を考えながら、フレキシブルにオンラインでも活動できるブランディングサポートを、これからさらに強化していきたいと思います。次世代に残す地球を私たちは本当に守っていけるのか。これからも一緒に真剣に考えなくてなりません。

今回のこの地球からの警告としっかり向き合っていきましょう。

Podcast番組でより詳しくお話をしています。通常より長いエピソードですが、これからのために聴いていただき、何か新しい行動のヒントがあった方、また、一緒に2.0mの”Social Distance”を実践したいという方、メッセージを周囲の大切な方にも伝えたいという方、ぜひコメント・メッセージ、ご質問もお待ちしています!
(発信と編集は、とてもエネルギーがいるので、私の力にもなります。)

Let’s stay home and stay healthy!!!

Love
Sayuri