【シリコンバレーのAIスペシャリト】Mr Tom Kehlerさんをゲストに迎えて、未来を準備する10の質問と回答~Podcast Vol 50:AI specialist Tom Keheler in Silicon Valley teachers us how to prepare for the next 10 years

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Hi everyone! I’m excited to share today’s Podcast Vol50 with you!
I have a special guest from Silicon Valley who is an AI specialist and CEO of an AI company CrowdSmart, Mr Tom Kehler today on my podcast!!! Yay!!!

He has shared his great insights and wisdom with us, so I will share my questions and his answers in both English and Japanese in a few separate episodes! I hope you enjoy and find them helpful to prepare for your future!

皆さんこんにちは!
12月に入って、記念すべき50回目のPodcast番組エピソード(Vol 50記事と写真はこちら)では
シリコンバレーのAIスペシャリストでCrowdSmartのCEO「Tom Kehler」さんを
ゲストにお迎えしています。

本当に素晴らしい情報と知恵を、楽しく共有いただくことができました。
英語と日本語翻訳の両方で、数回のエピソードに分けて配信いたします!

今回は、サユリセンス にも応援メッセージをいただいていて、Tomさんと長年、信頼関係を築いていらっしゃる

・前伊藤忠テクノロジーベンチャズ代表取締役社長
(Former: Itochu Technology Ventures Inc. President & CEO)

・現グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ株式会社代表取締役社長
(Present: Global IoT Technology Ventures Inc. President & CEO)

安達俊久さまにも、ご一緒いただきました。

今年は、コンサル、グループセッションを通して交流をさせていただいている方から、そしてリスナーの皆さんからたくさんメッセージをいただき、それぞれの人生のストーリーが奥深い内容でした。

一番多くいただいたメッセージの内容が

  • 未来が不安で、これからどうなっていくか知りたいです。
  • どう準備したらいいのでしょうか?
  • 未来って予測できるのですか? 

という内容でした。

Tomさんをゲストにお迎えできること、とても嬉しいです!

投資家や起業家がベストな決断ができることをヴィジョンに、AIを活用して未来を予測するCrowdsmartというAIやテクノロジーのプロの知恵が集まるシリコンバレーの会社のCEOでいらっしゃいます

この番組に出演してくださっている専門家の皆さんは、忙しい中無償で貴重な体験や情報をシェアしてくださっています。感謝の気持ちでいっぱいです。 

  •  TomさんのAIの活用法は? How do you use AI at his company?
  • 未来は予測できるのか? How can you predict the future?
  • これから、私たち日本人が何を準備したらいいのか? How can we prepare for the future?
  • 起業家マインドを育てる方法 How to nurture entrepreneurship mind?
  • どんなことが教育で大切か? What’s important for our children’s education now?
  • Tomさんにとっての成功とは?What does “success” mean to him?
  • Tomさんの情報源は? How is his information recourse? 
  • シンギュラリティーはくるの?Will Singularity really happen in the future?

など、10個の質問を伺いました。

まずは、今回エピソードでは、3つの質問とその答えを配信します。 

まずは近況を報告しあいました

シリコンバレーでも外出はなかなかできませんが、仕事柄、そもそもリモートでの会議も多いので
お仕事への影響はないとのこと。

また、お互いの子供の進路や教育についても、シェアしました。
今年は、カリフォルニアの大学の試験の方法にも大きな変化があったとのことです 

さあ、38年間もAI分野に携わっているTomさんは親日家で、1980年代から日本にもお仕事で訪れていらっしゃいます。
 

1983-1984年には、すでに5th generation=5Gのプレゼンテーションが人気で、日本でも2000人が、Tomさんのプレゼンテーションに集まったそうです。

Q1 AIの定義とは、何ですか
~What is the definition of AI?

Please check Podcast if you are an English speaker! Thank you!!!

A1
コンピューターの発明の初期の時代から、私たち人間は、「コンピューターにチェスを教えることができるのか」「コンピューターに翻訳を任せられるか」といったような
質問が、1950年台からすでに出てきていました。

さらに遡ると、コンピューターが聡明なか、コンピューターは人間を模倣することはできるのかということを、有名なイギリスの数学「アラン・チューリング」という人が研究していました。

そして、コンピューターが人をどれくらい模倣できるかという“Turing Test”というテストを見出しました。

例えば今、このパソコン前に座り試している「あるプログラム」が、人なのか、コンピューターなのか、識別できない場合は「そのプログラムは、Artificially intelligent “AI”」と

呼ぶことになったのです

常にテストは、うまくいくものではありませんが、いずれにしても、

人間が思考して
問題を解決するという過程を
コンピューターが真似できるか

というところがAIの定義で、それには長い歴史があるのです。

Q2 どのように、Tomさんの会社では、AIを活用しているのでしょうか?
~How does he use Ai at his company?

A2
私たちがAIを使うときに意識しているのは、人間のプロフェッショナルチームと、AIが一緒に働くことでベストな決断をできるようにすることです。 

いい成果を出すために、より良い予測を立てることができます。
その仕組みを、投資の分野で応用しています。
 

大切な資金を、どのスタトアップ企業に、あるいはどのプロジェクトに、どのように提供するのがいいのかという決断を人間の知恵とAIの両方を最大限活用して、行なっています 

AIとは、人間ができることを拡大させてくれるツールだと信じています 

AIシステムだけを発達させて、人間なしで独立した活動ができるようにする未来を創造しようとする専門家もいるかもしれませんが、それはちょっと危険です。 

ですから、私は、人間とAIが一緒に働くAIシステムのことを 

“Human empowered AI”

と呼んでいます  

その言葉いいですね!Tomさんの会社の言葉ですか?」 

とお伝えしたところ

自分達だけではないけれども、その考えをしっかり実現したいと思っています。
マシーンと人間が一緒にチームとなって思考した知性から導き出す成果を、大切にしているのです。 

地球温暖化や、食の安全を保障することなど、地球にはたくさんの問題があります。 

例えば今、プロジェクトとして可能性があるのは、未来の食の安全を予測するというヴィジョン。
Tomさんの会社のAIシステムを使って、「世界銀行」
と一緒に「地球の食の問題」を解決することができないかと進めているところです。 

このように地球の大きな問題というのは、人間とAIが一緒になって、解決していくことが大切だと考えています。  

そして、このテクノロジーなしの場合と比べると、3〜4倍の確率で予測が当たるようになってきていてその正解率(正確さ)は、80%にまで上がっています 

ランチをご一緒させていただいたシリコンバレーのレストラン

Q3)例えば、どのように10年後の未来を予測することができるのでしょうか?~How can you predict the future like 10 years from now? 

A3
「現在、実際にロンドンの団体と進めているプロジェクトの中に、今から5年〜10年後くらいの将来

商業不動産や街、その街の雇用などは、一体どうなるのだろうという予測をしています。

そして、パンデミックが起こったわけですね。 

その予測をするためのベストの方法は、まずは人間。その分野においてベストな専門家を呼びます。

パンデミックのような危機も、世界で過去に起こった歴史がありますよね。
歴史で起こったことについて最高の分析を、AIと人間の専門家で統合します。そこから、どのようなことが「ここから5年〜10年で起こるのか」を予測することができるのです。 

人間はイマジネーションをすることが得意です。
そしてマシーンは、全ての起こり得る可能性をしっかり
だすことができます。

可能性を考えるときにマシーンは
全ての起こり得る出来事の
シミュレーションを
何千、何万パターンも
することができます。

人間のイマジネーションを合わせると、さらに様々な起こり得る可能性を予測することができます。 」

と、とてもわかりやすく、丁寧に説明してくださいました。 

Tomさんにまた日本でプレゼンテーションしていただきたいですね 。

ダイバーシティーコミュニケーションの5のステージで
地球の問題を解決してい
らっしゃるAIスペシャリストのTomさんのインタビュー、
まずは、3つの回答をご紹介しましたが、いかがでしたか?
 

次回は

  • これからの日本、私たち日本人が、何を未来のために準備したらいいのか
  • 起業家マインドを育てる方法
  • どんなことが未来を生きる子供達の教育で大切か
  • Tomさんにとっての成功とは?
  • Tomさんの情報源など

他のご質問を紹介していきます。 

イベント情報などは、ニュースレターでもお知らせいたします。

ご質問・リクエストをメッセージで、番組にも参加してくださいね。

Q) 今回の情報を、誰と共有して、誰と一緒に、未来を作っていきたいですか? 

Lots of love
Sayuri

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