英語教育の落とし穴

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I took this picture at a private school in Queensland, Australia. My homestay sister Liz took us to her children’s school and my sons spent a whole day with Australian kids at school and experienced daily routines and classes. My older son joined in Year 2 class, and my younger son in a preparation class for primary school. And this is my younger son writing Monday to Tuesday in the class.

 

この写真は、2012年(長男7歳、次男5歳)オーストラリア3週間親子留学の3日目。

丸一日、息子たちは現地の私立の小学校へ

体験入学をさせてもらうことができました。

 

長男7歳と次男5歳へ別々のクラスへ

いきなり通常のクラスをそのまま体験することに。

日本では海外の人と定期的にコミュニケーションをとる

ということがなく、ただ赤ちゃんの頃から、

マイペースに家庭で英語を取り入れてきたというだけでしたが

見事に物怖じせずクラスに馴染んでいました。

 

特に長男ルイは小学校2年生のクラスの皆の前にたち

立派に折り紙の折り方を説明してみせたことには

とても誇らしく、自分でも自信になったようでした。

 

日本では、ゆったりペースの長男。

授業中も自分の世界があり

そんな彼の個性を尊重しながら

学校の勉強のペースにあわせていくということは

親としても楽なことではありません。

 

ですが、全くの異文化の中で

見事にプレゼンをやりぬくことができた理由は、やはり、

「アイデンティティー」というキーワードを

家庭でとても大切にしてきたからだと痛感することができました。

 

どのように日本の公の教育を受けながら

家庭でのグローバル育児®実践と、年に一回の親子留学を小学校で毎年夏、

続けることで小学校6年生までにグローバル感覚と

自分軸と、英語力を育んだかの12年間の記録はまとめているところです。

 

英語教育やバイリンガル教育の危険性や落とし穴とは

自分の息子たちの教育、自分自身の英語マスターまでの体験、

そして、バイリンガルや国際的なご家庭の友人たちなどの数十年交流続けることで

その背景がさらに明確になり、確信をもてるようになっています。

 

「英語を話せるようになる」ということに重きをおきがちな

日本の教育ですが、

これから急激に加速する「超・グローバル時代」に

英語が理解できて、

英語でコミュニケーションがとれるというだけでなく

自分のアイデンティティー(ルーツや考え方)を表現できる「生きた英語力」は、

仕事をしていく上での最低限の条件となっていくことは

もう避けられません。

 

例え文法が間違っていても

相手と心と心を通わせることができることができる

人間性があれば

相手に興味があるのは「あなたからのメッセージ」であり

英語が上手かどうかではありません。

 

では、英語教育やバイリンガル教育と名前がつけられてしまうと

何が弊害になるかというと

英語の読み書きを習ってきた英語が苦手だと

思い込んでしまっている親世代が意識を向けてしまうことが

「言語」そのものになってしまうからです。

 

本来大切なのは、

「英語を使ってどんな情報を得て、何を話すか」ですよね。

 

家族で子どもが小さいうちから海外に渡り

親からみると自分の子どもたちが

完璧なバイリンガルに見えるのに

子どもたちがある時期を堺に

悩みだす例が絶えません。

 

それは、英語と日本語を上手に操ることができても、

心のどこかにぽっかり穴が空いたような気持ちになる。

「アイデンティティー」を見失うからです。

時には、命にも影響があるくらい深刻な問題が起こることもあります。
(実際、私の友人の優秀なお子様たちに起こったエピソードは
プライバシーを守るため、大切にリアルなセッションだけで
匿名でお伝えすることもあります。)

自分がどこの誰だかわからなくなる。

(詳しくは、グローバル育児®バイブルにて)

 

英語教育やバイリンガル教育という呼び方に惑わされず、

親がしっかりと本当に子どもが身に付けるべき力は

何なのかということを

しっかりと長期的にイメージした上で、そのための環境づくりを

ロングスパンで夫婦協力していくことが大切です。

 

正しい知識を得た上で、教育のロードマップを描くことは必須の時代です。

だからこそ、保護者や教育者の知識と、正しい導きが大変重要なのです。

言語の習得やアイデンティティー確立は、

日常の環境の中で、ゆっくりと思考と経験とともに育っていくものです。