先週から今週にかけて教育の重要性を
様々な現場の中で改めて痛感したと同時に
強くインスパイアされた週でした。
奇跡のようなことが同時にいつくもおこった週。
大企業の人材トレーニングからスタートし
20代〜30代の男女が抱えるコミュニケーションと
自己表現の悩みと課題に
半日たっぷり向き合いました。
また同日、
日本トップの経営コンサルタントの方の勉強会と懇親会に参加。
企業内のコミュニケーションと
少子化に対応した人材育成がテーマでした。
まさしく、企業研修後に感じた内容が
そのままカバーされていてベストタイミングな内容。
懇親会にも、様々な企業や分野からご出席された
男性経営者たちからも学ぶことばかり。
やはり9割男性。
東京インターナショナルスクールにも
改めて、教育現場を見学にいかせてもらいました。
現場はパワフルです!
こんなに素晴らしい教育がすぐ側に・・・
日本に存在しているのに・・・
時代、ゲーム、ルールが変わる中で
日本の教育がなかなか変わらないこと
両親・教育者たちが、古い仕組みに縛られてしまっていること
未来が心配になる一方です。
その後、インド女性リーダー達と
世界級キャリアを女性にも提案されている
一橋大学教授の石倉陽子さんの
ワークショップにも参加。
(こちらは、すべて英語での講演と
英語でのパネルディスカッションでした。)
NISSANのダイバーシティーの取り組みと
世界でのマーケット拡大の歴史も
聴くことができました。
大変感銘を受けました。
鳥肌の立つような奇跡的な出会いもあり
次から次に
貴重な情報と奇跡的出会いが舞い込んできます。
行政・音楽業界・企業・学校など
点がパズルのように繋がり
深い関係が構築されてきた今
すべての情報と
現場でみたことと
自分の体験と
出会いのピースを繋げていくと
すべてが綺麗なひとつのストーリーになります。
人の成長という縦の軸と
世界との繋がりという横の軸
両方を様々な角度から
同時に改めて現場でしっかり目で確認することができました。
そして、たった1つの答えにたどり着きます。
日本が抱えている人材育成、教育、女性の社会進出の問題。
世界からみた日本。
世界級キャリアをつくった方達からみた
日本の課題。
それは
「すでに世界のゲームのルールが変わっている!」
ということ。
(改めて、切実な現状を目の当たりにしました。)
でも、日本は今も古いゲームのルールを信じて
仕組みをそのまま使い
そのまま教育し
そのまま暮らしている状態。
ただ、気づいている人が多くても
自分が新しいゲームをプレイするには
勇気と覚悟がいるようです。
人が変わること
社会が変わることを
早くあきらめて
自分だけでも、個人単位で一日でも早く
正しい道(新しいゲームをプレイできるよう)に
起動修正しないと
5年後にはもうとりかえしがつかなくなる。
まず、育児〜教育の分野でいくと
私は幸運なことに
この20年間に渡って
2つの方法を同時に自分の目で見ることができました。
その2つの方法というのは
①「個」を育てる育児と教育と、その教育を受けた人たちの未来
②「集団・協調性」を育てる育児と教育と、その教育を受けた人たちの未来
です。
そして、今の日本は
少子高齢化と超グローバル社会に向けて
全国民が何かひとつに集中して
日本の未来を明るくすることができるとしたら
「若者の教育」
これしかないと感じます。
女性の社会進出という課題にとりくまなければ
未来がない
ということはもちろんあります。
でも、実際に私も保育園を使わずに
法人をたちあげ
国の仕組みの中で経営するということを経験して感じることは
仕組みが
「大きな大きなガラスの天井を
女性につくっている」
ということ。
税理士さんとの打ち合わせの中
アイデンティティービジネスブランディング®レッスンでの悩みを聴きながら
それは毎回感じることなのです。
これは、インドも女性の社会進出という同じ課題に直面している中で
インド女性リーダーたちが
日本の課題として
日本は夫婦の収入を別物として切り離さなければならないこと
指摘してくれていました。
ただ、女性自身も
この103万の壁を壊すくらいの
マインドをもたなくてはなりません。
でももし、この女性たちが一番大切にしたい
「子ども(若者)の未来」のために
教育に携わることができるように
新しい仕事の分野をつくったら・・・?
この分野に、エネルギーとアイディアと人材を投資することで
今の社会問題のかなりの部分を一度に
解決することができます。
さて、グローバル育児®でも書籍をご紹介させていただいている
石倉洋子さんの生の講演ですが
・スライドの使い方
・英語での表現
・パネルディスカッションでの答え方
など、大変勉強になりました。
石倉教授がだした
たった1つの答え。
それも
「若者の教育」(Empower young generation)
でした。
以下、講演ででてきた数々の言葉の中で
印象に残ったことです。
・ルールを破れ!
・女性自身もチャンスを掴め!
・男性と同じゲームのルールで、女性は闘っては駄目!
・企業は、人事において評価システムを変えよう!
・「個」の時代
・イノベーションは、多様性を受け入れることなしではできない!
・今の時代はFragile World
・今は、何がおこるか誰も予測できない時代に生きている
・Knowledge economy
・「才能ある個」が競争力になる
などなど。
つまり、ゲームチェンジということ!
こういった内容をふまえた上で
・今の教育現場がどうなっているか
・既存の教育を受けた若者たちが、今どんな課題にぶつかっているか
・企業がどんな課題にぶつかっているか
・国が教育をどのように真逆に変えようとしているか
・では、私たち両親・教育者は、どんな新しいゲームをプレイすればいいのか
こういう現状を
「個人」がしっかり把握した上で
教育プラン・キャリアプラン・経営プラン・人生プランを
立てなくてはならない時代です。