【2024ヴィジョン実現】極上の習慣をつくるためのオススメ洋書①(英語上級者向け):Podcast Vol136:How to make atomic habits!

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Reading when traveling in Australia

🎧Podcast Vol136 【2024ヴィジョン実現】
いい習慣をつくるためのオススメ洋書① : How to make atomic habits!

🎧Podcast Vol137 【2024ヴィジョン実現】
前進できる考え方を育むためのオススメ洋書②(英語中級者向け): How to move forward!

こんにちは、Sayuriです。1月はヴィジョンシリーズをお送りしています。
あと2本、おすすめの洋書をご紹介したいと思っています。

共通テストやリニューアルされた英検の分析リクエストもいただいていますが、少しお待ちくださいね!
移動しながら本を読むので、大体月に10冊くらい洋書と日本語の本を半々くらい購入して、多読・速読をしています。
一つのテーマについて読書する場合でも、1冊からだけでは本質を掴むことは難しいため、沢山の読書を通して、多種多様な考えや情報をまずはインプットすることにしています。そこから、一番大切なことや一番の本質をピックアップして、自分自身のWell-beingや決断の参考にしたり、お仕事でサポートしているブランドや受講生の成功と幸せに応用します。また、複数の書籍を集約し、短時間で課題を解決できるようなカリキュラム作りに役立てています。

新年ヴィジョンシリーズ
<心理学の科学的エヴィデンスをもとに、
夢を実現する4つの方法>

1)①夢の実現に欠かせない障害を予測して対策する1つ目のポイント
(🎧Podcast Vol132 How to avoid obstacles and plan ahead for your vision①)

②障害を予測して対策する2つ目のポイント
(🎧Podcast Vol133 How to avoid obstacles and plan ahead for your vision②)

2)具体的数値でゴール設定するときのポイント

3)WOOPメソッドで行動プラン!

4)極上の習慣を定着させ、ヴィジョンを実現するおすすめの洋書

ご紹介しきれないほどの洋書あるのですが、上記のヴィジョンシリーズと合わせて

🎧Podcast Vol84
【元気になる洋書10冊】子育て・教育編(前半)

🎧Podcast Vol85
【元気になる洋書10冊】キャリア・ビジネス編

も、参考にしてみてくださいね!

海外視察や出張にいく理由の一つに、現地の情報は、自分の足を運んで目で見て、現地の声を英語で聞かないとわからないからということもありますが、洋書を沢山購入する機会にもなります。

日本では洋書が入手しにくくなっています。人類の最先端の知恵や、人生の答え、現場のリアルな情報が詰まっている洋書は、情報源として本当に貴重です。それが日本で手に入りにくなった理由は、洋書の問屋さんが倒産してしまったと理由もあるようなのですが、やはりニーズが少ないからという理由もあります。

洋書を読めるようになると、世界のリアルなトピックにリアルタイムで、リアルなニュアンスで情報を掴めるようになります。

日本版Amazonでも洋書は購入できますが、ほしい洋書を検索かけても見つからない時があります。そのため、私自身はアメリカ・オーストラリア・日本のアカウントを3つ持っていて、どうしても日本で見つからない時や、現地調達まで待てない時には日本以外のアカウントを使っています。

博士号を持つ、各分野の友人やスペシャリストに、その分野の一番最新の書籍や論文を教えてもらうこともあれば、各国のベストセラーを読むこともあります。アメリカのベストセラーは入手しやすいのですが、オーストラリアの教育本も素晴らしいものが沢山ある割には、世界ではあまり話題になっていないという場合もあります。

Reading when traveling in snow

お気に入りの洋書はKindleではなく、ハードカバーで購入して、付箋を貼ったり、線を引いたりすることが好きです。手を動かした方が、内容が残るなと感じます。

お勧めの洋書リンク①
“Atomic Habits”
By James Clear

の書籍は、1年くらい前に購入しました。気持ちを高揚させて、一時的に気分がよくなりパワーが出るというものではなく、地に足がついた内容で、コツコツといい習慣を作っていくためのステップがシンプル化されています。誰にでも応用できるくらいシンプルに体系化されています。

英語のレッスンや、個人だけでなく企業向け人材育成にも活用している秘訣が、とてもわかりやすくまとめられています。英語のレベルと、書籍のボリュームは、少し難易度が高く感じられる方が多いかもしれないので、簡単にご紹介します。

“いい習慣をつくるための科学”
~The science of How habits work”

と4つのステップがあります。

 

Step1: 1つ目は、Cue キュー

Step2: 2つ目は、Craving 欲する

Step3: 3つ目は、Response 反応

Step4: 4つ目は、Reward ご褒美・報酬

 

全ての人間の行動は、この4つに基づいたものであるという、この分野を研究し尽くしている著者は主張しています。この4つのステップを使って、悪い習慣を絶っていい習慣に変えていくことができます。

例えば、1つ目のStepの”Cue”というのは、人が何かをしたくなる時というのは、必ず何らかのパターンがあるということです。

甘いものを食べたくなる時、ゲームをしたくなる時、お金を使いたくなる時、勉強をサボりたくなる時、怒りがこみ上げてくる時など、何らかの自分にとってマイナスになる行動だとわかっていても、やってしまうきっかけというものがあります。

価値観のバッティングについてご紹介したPodcast Vol133も、参考にしてみてくださいね!

そのきっかけをなるべく避けられるようにして、新しいいいきっかけを作って、楽に新しい習慣をスタートできるようにしようというものが1つ目のステップです。

次に、2つ目のCraving(欲する)というのは、その行動をすると、どのような幸せや高揚感、心地よさを感じるかというものです。甘いものを食べないと決めていても食べてしまう場合は、その行動の先に何かのいい感情があると知っているからになります。

それを上手に使って、3つ目のResponse(反応)をコントロールします。新しいいい習慣を、難しいものではなく、少しでもやりやすく楽しいものにすることが大切です。運動の習慣がなかなか身につかない場合は、まずは1時間ではなく、5分からはじめてみるというふうにします。

英語力アップの場合もで、1日1%(15分)からスタートしてもらうと、ほとんどの方は、いい習慣が長く続いています。

4つ目は、Reward(ご褒美・報酬)!心理学ではよく、「報酬のために動く人にならないように」と、モチベーションの目的を報酬にしないように促す子育て情報もあります。

もちろんそれも正しいのですが、ここ言っている報酬とは、「嫌いだった運動」を少しでもできた場合は、そのあとすぐに、何かいい感情をリンクさせようというものです。アンカリングすることではないかと解釈しています。

運動の後に、美味しいフレッシュジュースや好きなフレーバーのプロテインを飲むとか、運動後のシャワーに、大好きな香りのソープを使うなどです。

日頃工夫していることなどが本当に簡潔にまとまっていて、脳内が整理されて感銘を受けました。アカデミック・ダイエット・ビジネス・マネーの習慣・英語力アップ・感情のコントロールなど、あらゆる分野に活用できる内容です。

書籍を選ぶ時に、著者自身が Talk the talk, walk the walkしているかというところも大切だと思います。

地に足のついたプロセスをコツコツと積み重ねていくこと以外に、真の成果は出せないなと改めて気付かされた一冊です。

次回は、新しい考え方を取り入れられるベストセラー(英語中級レベル)の洋書をピックアップする予定です。お楽しみに!

Q)あなたは、どのような習慣をやめて、どのような新しい習慣を取り入れたいですか?

Love
Sayuri

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