婦人科の再検査!医師との会話で学んだこと!

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ダイバーシティコミュニケーションといって、

価値観の違う相手とどうやって「対話」するか・・・

勉強会を各地で重ねています。

 

国や文化、習慣だけでなく、価値観、考え方、立場が違う相手と

どうやってわかりあうことができるか。

 

私自身、今回プライベートでも実感したことは

婦人科の先生との会話でした。

コミュニケーションが命に関わることもある。

 

それくらい

言葉の力とは大きくて

人を救うこともできれば

その逆もある。

 

祖父が亡くなったあと

命について考える出来事が同時におきました。

 

すぐに義理父が倒れ

とっても心配しましたが

パートナーと義理姉がすぐに帰省することができ

見守る中で手術が成功し

本当にありがたいことに

危機を脱することができました。

 

同時に私自身が

毎年受けている健康診断に

婦人科で引っかかり

自分の身体と向き合うことに。

 

今心配するほどのレベルではない段階でみつかったことは

とてもラッキーなことでしたが

再検査はしなくてはなりませんし

知った瞬間は、よからぬことを考えて

怖くなるものです。

 

でも、自分の身体と向き合い勉強し

また知れば知るほど

身体ってすごい!と、感謝の気持ちが湧いてくるし

ごめんねの気持ちが湧いてくるし

この段階で見つけてもらってありがたいという気持ちにも。

 

婦人科では、

妊娠・出産のこと、生理のこと、

食や睡眠、色々聞かれ、向き合ういい機会。

 

そして、日頃気づかなくても

無意識にちゃんと

身体が働いてくれてることに

生きてるんじゃなくて

生かされてると改めて気づかされます。

 

そして、色々な心の声が

聞こえてきます。

 

女性の身体、人の身体ってよくできてるなあ。

強くもあり、弱くもあるなあ。

 

ちゃんと、もっともっと

身体の声と

向き合わなきゃなあ。

 

再検査、本当になんともなかったらいいなあ。

もしも、もしも、もしも、私に何かあったら

どうやって生きようかなあ。

 

子どもたちに、

何を残してあげられるかなあ。

 

なんともなかったら

どんなこと

生活で変えようかなあ。

 

仕事、家事、育児。

もっともっとできることあるなあ。

しなくていいこともあるなあ。
もっと「女性らしさ」を大切にしていきたいなあ。

女性に生まれてよかったなあ。

 

子どもを産めたって感謝だなあ。

 

私は、家族に本当に大切にしてもらってるなあ。

両親より長く生きなきゃなあ。

などなど、たくさん、たくさんの声。

 

何かを宣言されたわけでもないのに

色々考えてみるものだなーと

客観的に自分を眺める自分にも笑える 苦笑

 

そんな気持ちではいった診察室。

ドクターがひどい!

 

ドクター「はい。再検査ね。」

 

私の目をみない・・・

 

私「・・・」

(心の中のつぶやき

なんか、イライラしてる感じ・・・

不安でいっぱい。)

 

ドクター「とりあえず、一週間くらいで結果でるから・・・」

 

私「あの、私今自分の身体に何がおこっているか

きちんと理解していないので、説明していただきたいんですが・・・」

 

ドクター(まだ私の顔もみないまま)

「この紹介状を書いてもらった病院で

説明してもらっていないと

困るんだけど!」

 

私(心の中では、ひっど〜い!と

怒りでいっぱいになりながらも

一呼吸おいて、正直な気持ちを話すことにしました。)

 

私「この紹介状は、自宅に送られてきただけなんです。

毎年受けている健康診断で

異常がみつかったみたいで

何も説明を受けていないまま、紹介状だけが郵送されました。

 

診断結果に異常の疑いがあるということが

書かれていて、自分なりに調べてはみましたが

あまり理解していないかもしれないし

進行していくと

その場合は怖いなと・・・

 

とても不安で今ここにいるんです。

きちんと今の自分の身体を知りたいので

教えていただいていもいいですか?」

 

私は、医師の態度への怒りと悲しさと悔しさと

がっかりした気持ちをおさえ

正直に、ストレートに身体と目を向けて

訴えました。

ちょっと声が震えていたかもしれません。

 

その瞬間、医師の態度が急変!

きっと、ハッとしたのだと思います。

 

急に私のほうに、身体も目もしっかり向けて

今の状況、今日の再検査のこと、今後のこと、

今後の可能性のこと、色々きちんと

静かに優しく、

別人のようにゆっくりと話して説明してくれました。

 

自分の態度や気持ちが

医師の診察態度をも変えることができるんだと

痛感した瞬間。

 

日頃通っているクリニックではなく

総合病院にいかなくてはならなかったことで

信頼関係のできている医師ではなかった。

 

受診する側もドキドキなのですから

お互いが相手を思いやるって本当に大切。

 

女性は、今一生懸命強く生きようとしている時代の流れ。

でも、子どもを生み育てる女性は

やっぱり男性のようには動けません。

 

それを、どのように工夫して活動し

子どもや家族と過ごし

自分の身体を大切にしていくか。

 

女性の社会進出の流れと同時に

私たち女性と医師と、色んな立場の人たちで

連携して、考えていかなくてはいけない問題です。

気づいたときには遅かった・・ではいけない!

また、この続きはレポートできたらなと思います。

 

子供たちのためにも、健康であることは女性のお仕事。