【日本とオーストラリアの教育の違い】2つの国で仕事・子育てをするということ(後半)~Podcast Vol111 The difference of education systems between Japan and Australia

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Hi everyone! It has been very hot and humid in Japan! I hope all is well with you!

Today again, I will have an Australian lady Ms. Athena Matsuda again as a guest to talk about what it’s like to live, work and raise children in two countries and we will focus on the relationship of two countries and how to plan education between two countries. I hope you find it useful and your feedbacks are always welcome!

皆さん、日本はとても蒸し暑い日々が続いていますね。海外にお住いの皆さんはいかがですか?

大人は仕事ですが、日本でも欧米の学校の生徒たちはすっかり夏休みモードです。
我が家にも、海外からティーンエイジャーの男の子たちが数名泊まりにきてくれて賑やかでした!

また、欧米の学校でPTAを担当した私の翌年、引き続き頑張ってくれたママ友と打ち上げランチをしたりと、少し早めの夏を感じています。

みんな進路のことを考える時期で、今の18歳バイリンガルBoysたちのお話を聞いていました。今まさしく英語教育について執筆配信している内容ですが、世界中の選択肢から進路を決めるというのはとても大変なことです。日本国内でも同じですが、皆、学びたいことも、方向性も、全く違うので、自分のことを知ることが何よりも大切です。

PTAも、欧米と日本の学校では、全く違う体験をしました。昨年は、欧米の学校のシステムを変えて成果を出すことができました。一方で、そのフレキシブルな環境は、不安定要素となるリスク要因でもあることも体験しました。

日本の学校にも魅力とリスクがあるので、情報収集とプランニングは欠かせません。

さあ、前回の前半エピソードに続いて
🎧Podcast Vol111【日本とオーストラリアの教育の違い】
2つの国で仕事・子育てをするということ(後半)

でもまた、ゲストAthena Matsudaさんをお迎えして、2カ国間で教育をプランする方法などについてお届けいたします!(後半は、Q4以降は日本語メインで会話しています。)

2’58″~
Q3)今のオーストラリアと日本の関係性やトレンドは?

What is the relationship like between Japan and Australia?

現在は、オーストラリアQueensland州政府において、二国間の架け橋となる貿易促進のための投資を誘致する部署でマネージャーをしています。
10年以上を経て今度は家族で日本に戻り、クリーンエネルギーや脱炭素のムーブメントが活発になっていると感じています。

5’36″〜
Q4)なぜ、家族皆で日本でまた数年生活しようと思ったのですか?
Why did you move to japan with your family?

9’08″~
Q5)なぜ、3人のお子様たちが小学生のうちに日本で生活することにしましたか?
Why did you choose this timing?

☑️ 見た目が純粋な日本人ではない中で、幼い頃の方が受け入れてもらいやすいと考えたため
☑️ 柔軟性がある年齢のため
☑️ 日本の中学校や高校生になると受験など、学校の勉強がタフになるため
☑️ 子供達3人とも、小学校に通えるタイミングのため
☑️ 子供の成長タイミングと教育システムの違いを考慮して、戦略を立てることが大切

10’46″~
Q6)日本の小学校の魅力、逆に改善できると感じることは?
How do you feel about primary school in JApan?

☑️ 日本の小学生は自立していますね
☑️ 子供達だけで歩いて登校したり、公園で遊んだり、学校では掃除や給食などの準備を自分たちでするので、自立心を養えることは素晴らしいですね
☑️ オーストラリアは、子供達だけで行動できるような社会環境にはなっていません

☑️ 一方で、集団行動のため、個人で行動する機会が少ない気がします
☑️一人だけ違う行動をしていると注意されてしまう環境ですよね
☑️ もう少し個人に合ったやり方を提供してもいいなと思います
☑️ 宿題もおそらく1年分のカリキュラムが決まっていて、全国、全員、同じことをやっているのではないでしょうか?
☑️ その子に合った課題を提供できるといいですね

14’18″~
Q7)日本の中学校・高校の印象は?
What is your impression about highschool in Japan?

☑️ 日本は暗記して覚えるという印象が強いです
☑️ 特に高校は、受験のため、大学に入るためにあり、ひたすら黒板に書かれているものをノートに書くというイメージです
☑️ 勉強以外のことが考えられないのはかわいそうな気がします
☑️ 学校は、本当は「〇〇」をする場所だと思います

☑️ Australiaでは、生徒と一緒に解決していくコミュニケーションです
☑️ 長男が中学になる前にオーストラリアに帰国しようかなと考えています
☑️ 自分の意見を持たせることが、オーストラリアの方法です

16’20″~
AthenaさんからSayuriへ
「私の日本の学校についての印象は合っていますか?」と、ご質問を逆にいただきました。率直な意見を番組ではご紹介しましたが、ご家庭によって、どの学校が向いているかは異なります。それぞれの子供の特徴や家庭の方針によって、どの学校がベストかを選ぶことが大切です。

19’14″〜
また、Sayuriからは、「大きく分けて考えた時に、オーストラリアの教育は”個人”にフォーカスをしていて、日本の教育は”集団(協調性)”にフォーカスしていると感じますか?」と投げかけてみました。

20’20″~
Q8) 英語力だけでなく、バイカルチュアルな人材が求められています。それはどのようなことができる人でしょうか?
What do you think bicultural people are like?

☑️ 言語と、その裏にある文化を理解するということについて
☑️ バイリンガルのレベルと、文化の理解度について

シェアいただきました。

22’13″~
Q9)リスナーの皆さんへのメッセージ

小さい頃学んだ英語は、忘れてしまったという話を良く聞きます。私も日本には17歳で1年間滞在したことで日本語が流暢になりました。幼少時に無理して留学させる必要はなく、家庭で言語に興味を持たせることを継続した上で、英語慣れをすることは大切です。(留学を必ずしもする必要はありませんが、希望ならば)高校の時期など10代で留学する方が、英語力は将来長く持つと思います。

Thank you so much for sharing, Athena-san!

フルストーリーは、Podcast番組の音声でもぜひ、チェックしてみてくださいね♡

英語教育・バイリンガル子育て・グローバル教育・留学・進路選択は、ご家庭の環境・子供のキャラクター・保護者の考え方によって、ベストなロードマップはそれぞれ違います。グローバル育児®︎の家庭の英語環境の作り方や、教育プランの大切さ子供との触れ合い方など、コアな部分でAthenaさんの考えと共通している点も多くありました。

どのような人もベストな道を選択できる一助となれますように。

Q)何か取り入れられそうなことは見つかりましたか?

次回は、「ハピネス」(幸せや豊かさ)についてお届けできたらいいなと思っています。

Enjoy your summer🏖

Love
Sayuri