【NEWポジティブ心理学】幸せ力②2つの幸せなお金との付き合い方研究データ~Podcast Vol113 “Positive Psychology” What is a happy way to deal with your income and money?

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Hope you enjoy this Podcast series “True Happiness”.

〜心理学シリーズのPodcast番組エピソードリスト〜

Podcast Vol112 幸せ力① 収入とお金(研究データ)
Podcast Vol113 幸せ力② 2つの幸せなお金との付き合い方(研究データ)
Podcast Vol117 幸せ力③ 「パーフェクトBODY・美と幸せ」の関係

Podcast Vol118 幸せ力④「成績・学力と幸せ」の関係
Podcast Vol119 幸せ力⑤「成績・学力とモチベーション」の関係
Podcast Vol120 幸せ力⑥「成績・学力(能力)が伸びる考え方は?」
幸せ力⑦ データで証明された5つのヘルシーな習慣1「運動」
幸せ力⑧ データで証明されたヘルシーな習慣2「睡眠」
幸せ力⑨ データで証明された5つのヘルシーな習慣3「マインドリセット」
幸せ力(10) データで証明された5つのヘルシーな習慣4「優しさ」
幸せ力(11) データで証明された5つのヘルシーな習慣5「豊かな時間」(英語力アップの時間)
幸せ力(12) 人とのつながり・共有 Social Connection
幸せ力(13) Gratitude 幸せが持続する感謝
幸せ力(14) Savoring 今を味わう行動リスト・NGリスト
幸せ力(15) 意識するものを変えて夢を叶える
幸せ力(16) 【英語教育ロードマップ】やりぬく力(グリット)と幸せの関係
幸せ力(17) ヴィジョン(目標)が必ず実現する「障害を予測」する2つの方法①
幸せ力(18) ヴィジョン(目標)が必ず実現する「障害を予測」する2つの方法②
幸せ力(19) 幸せに「数字のパワー」を活用して夢を実現する方法②
幸せ力(20) ヴィジョン(目標)が必ず実現する心理学メソッド③


皆さん、こんにちは。 Sayuriです。

前回は、収入とお金についての研究結果などをご紹介しました。今回は、「お金との幸せな付き合い方」についてです。

一定の収入を超えると、もっともっとという気持ちが出てしまい、お金では幸せが買えないことや高価なものを買っても幸せにはなれないという本質的なことに、人は気づきます。

幸せでいるためのツールが必要なのではなくて、どうやったら幸せになるか「方法」を知ることが必要だ気づき始めます。

お金をどのように使ったら、あるいはお金とどのように付き合ったらいいのか・・・

お金に対する向き合い方が変われば、日々の過ごし方も大分変わりそうですよね!

例えば、憧れの高級車を手に入れたら幸せになれるでしょうか?

写真はオーストラリアで随分前に利用したロールスロイスです。

オーストラリアは物価が高いので、以前はタクシーとリムジンの値段があまり変わらず、ここぞというときに利用していました。

彼とお話をしていると車好き、人好きが私たちにリーズナブルな価格で快適で安心の移動手段を提供するサービスとなり、
ハッピーの素晴らしい循環♡

特に子供達が小さい頃の移動は、本当に大変なのでとても助けられました。

お金との幸せな付き合い方も、リサーチデータがあります。

Research outcome1
高価な家や車ではなく
「経験」にお金を使うほうが幸せを感じる
You can become happier when you spend money on experiences rather than expensive car or house

2005年発表されたVan Boben & Gilovichの「幸せとお金の使い方についての関係性」の心理学の研究結果によりますと、(一定の世帯年収を超えたところで)物を買うよりも、経験に使ったときの幸せ度の方が大きいという結果が出ています。

「経験にお金を使ったほうが幸せになる理由」は
モノを買っても、人と幸せを共有はしにくいのですが、経験は人とシェアがしやすいようです。そして、その経験は写真で残っていたり、人に話したりすることで、幸せが持続しやすいようです。

例えば、私自身や子供と留学や旅から学んだことや、英語マスターの過程で学んだことをシェアしているのも、すべて経験のシェアです。

オーストラリアスクールツアーやJunior Englishコースなども、まさしく貴重な経験をみなさんと共有したいという思いから生まれたものでした。

Research outcome 2
人のためにお金を使うと、幸せを感じる
You can feel happier when spending money for someone else.

Liz Dunn & Mike Nortonの2008年の研究発表にによりますと、$5と$20をリサーチに参加した人たちに渡して

「この$5か$20を、誰かのために使う」

あるいは

「$5か$20を、自分自身のために使う」

と、どちらか選べるように渡したところ、興味深い結果がでました。

 

一番幸せを感じたのは、人のために使ったときという研究結果が出たのです。

人のために費やした$$ >>> 自分のために費やした$$$
(しかも、自分の収入が2倍になった時と同じくらいの幸せレベルを感じることができるそうです。)

そして

$5を使ったとき = $20を使ったとき

という結果がでたのです!

また、友人に5ドルのチャイを買うことも、5ドルを発展途上国の子どもたちに使って命を救うことも、同じレベルの幸せをもたらしてくれるという研究結果がでました。

幸せはすぐ目の前にあるということがわかります。

ワンコイン、誰かのために使って幸せになれる。

スタバのチャイ1杯をお友達にご馳走したり、お土産を買ったり、お菓子をプレゼントしたり、遠方でも人に会いにいったりと高価なものでなくても、同じ度合いの幸せを感じることができます。

世界のオピニオンリーダーたちは、チャリティーをライフワークとしています。世界のベストセラー書籍も、本質的な幸せについてのトピックが話題となっています。人は、効率や、便利さ、利害関係、経済的な成功だけでは、幸せになれるわけでも、地球のためになるわけでもないと気づき始めています。

そして、研究を行なった社会心理学者Elizabeth Danは、こんな風に言っています。


「他の人のためにお金を使うことは、幸せをもたらしてくれますが、その方法が何よりも大切です。」

“We are used to thinking as giving as something we should do. And it is.”
(私たちは、与えることを「すべきこと」だと考えてきました。確かに、その通りです。)

“But in thinking about it this way, we are missing out on one of the best parts of human.”
(でも、そのような捉え方は、人間の一番素晴らしい部分を見落としていることになります。)

“that we have evolved to find joy in helping others.”
(人間は、他の人を助けることに喜びを感じるよう、進化してきたのです。)

“Let’s stop thinking about giving as just this moral obligation.”
(与えることを単なる道徳責任でなく)

”and start thinking of it as a source of pleasure.”
(喜びの源として、考えてみてください。)


Well-being.
これからさらに、多方面での「幸せ」「豊かさ」の研究もさらに進み、企業のあり方が変わることで、教育システムまで変化し続けそうです。

次回は、女性の永遠のテーマ「パーフェクトBODYや美と幸せ」の関係についてご紹介します♡

Q) 今日のエピソードから、何か気づきはありましたか?

Love
Sayuri